俳優の阿部寛が、5月16日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)で「背が低く見える技」を明かした。

 189cmの阿部は、ふだん、一般人にバレないように体を曲げているという。「5センチくらいはたぶん変わると思う。足を少し曲げて、片方にバランスを乗っけて。それはよく使うワザ」と強調。

 その技を使って阿部が横に並ぶと、TOKIO・松岡昌宏は「28年の芸能生活で初めて阿部さんと同じ目線になった!」と感激。

 さらに、身長差があるTOKIO・城島茂にも、阿部が足を曲げると、ほぼ目線を近づけることに成功していた。

 阿部は主演映画『のみとり侍』で豊川悦司、斎藤工、松重豊ら高身長俳優と共演。初日舞台挨拶で、斎藤が「阿部さんは役柄の心境によって小柄に見えるときがある。心情によって自在に身長をコントロールできるんじゃないかな?」と質問。

 阿部は「斎藤くんと並ぶときは身長合わせるようにしていました。松重さんといるときは背伸びして、少しでも上にいけるように頑張りました」と笑っていた。

 多彩な役柄に挑んできた阿部は、画面内の身長さえも自在にコントロールして、俳優界に確固たる地位を築いたようだ。