「同僚の○○さんが、あなたの事を『あの人、仕事できないから早く辞めてくれないかなぁ』って噂していたよ」「最近、同じような服が多いから朝帰りしてるんじゃないかって職場で噂されているよ?」

職場にて、自分の知らない所で悪口や噂話をされており、それを告げられたら辛いですよね?正直、こんな話は「知らぬが仏」ということわざがあるように、わざわざ本人に伝える必要もないと思います。しかし、筆者がOLだった頃はわざわざ「あなた、職場でこんな風に言われているよ」と伝えてくる人が多く、上記のような嫌味を言われたことも多々ありました。

大きなお節介ですが、告げ口をして教えてくれる人が言うには「あなたの為を思って教えた」というんですよね。しかし、こっちは周囲の自分の評価を教えてくれだなんて一言も言ったことがありません。本当に困ったものです。

今回は、職場で自分の悪口・噂話を聞いた時に、話を回避する・心を落ち着かせる方法をお伝えします。

その告げ口や悪口は本当なの?告げ口の真意とは?

職場の人から聞いた話は、果たして本当に悪口なのでしょうか?話の内容によっては、実は愛されキャラだったり言われやすいが故に良い話も悪い話も話題に出やすいという事があります。

特に、常日頃から人の意見に対してノーが言えないタイプの人は「噂話になって仮に耳に入っても怒らないだろう」と思われて、噂話をされやすい人も多いそうです。噂話をしている人の中には悪口という認識ではなく、単なる話のタネに話題に出している事も多いです。

「嫌われている訳ではない人が噂話されやすい話題」には、恋愛や結婚など仕事に関係していない内容が多く、「嫌われている人が噂されやすい話題」には、言い回し方など言動に関するもの(話し方がキツイなど)、性格的なもの(突然キレだすから困るなど)、仕事のやり方(いつもサボっているなど)が挙げられます。

職場で性格面や仕事に関する噂話・悪口を聞いたら、もしかすると仕事をしながら周囲の人に嫌な思いをさせたり、嫌な思いをさせているのかもしれません。そういう場合は、一度自身の言動や行動を振り返ってみるといいのかもしれません。

すぐに怒りを出さない

そもそも、相手の言っている悪口が必ずしも合っているかどうかなんてわかりません。筆者の場合は、元職場の同僚に「あの人(筆者)はちゃんと考えて発言しない人」という話をいない所でされていて、それをわざわざ教えてもらってショックを受けたことがあります。

恐らく優秀な人は、人と人を比べて評価をしません。その人自身を見て評価するのではないでしょうか?もし、よからぬ評価を第三者から聞いたとしても、怒りを露わにするのではなくまずは怒りを飲み込んで一呼吸しましょう。

時間が経てば冷静に物事を考えられるようになるので、やがて第三者から噂話を聞かされてもむやみに怒ることもなくなるでしょう。少なくとも、「やり返そう」だなんて思わないようにしましょう。どうしても怒りが治まらなければ、熱いお茶を飲むなど別の作業を行ない、ホッと一息つきましょう。

見ているだけでホッと癒されるような、ラテアートされたコーヒーを飲むのもオススメです。可愛いラテアートを見ていると、ちょっとした怒りも吹き飛んでしまいます。

もし話題を振られたら「へぇ、そうなんだ」と受け流そう

もしかすると、告げ口をした第三者はあなたが怒っている姿・混乱している姿を見たいのかもしれません。あなたが冷静に対処すれば、徐々にそんなことも伝えようとしなくなるのではないかと思います。

「そんなことよりもさぁ」といって、その第三者が興味を持ちそうな話題を振って話を反らすというのも良いですね。また、全ての人から好かれようとしているような人に限って、こういった話題に本気でショックを受けたり、ずるずると引きずりがちです。要は、気にしなければいいのです。

自分の悪口・噂話を聞いた時に、話を回避する・心を落ち着かせる方法まとめ

誰だって、自分の悪口や噂話を聞いた時は動揺するものです。でも、冷静に考えれば実は大したことのない話だってあります。

仕事で一生懸命な人ほど、人のことなど気にならないものですし、職場で人の悪い所を見つけて悪口をいったり、噂話をしている人は目の前の仕事に対して一生懸命ではない、今目の前に仕事がないのかもしれません。

噂話や悪口とは、一過性に過ぎないことがほとんど。気にすればするほど、無駄な時間が増えていくばかりなので、嫌な話を振られた時は一度深呼吸して受け流すようにすると良いでしょう。