▽バルセロナはワールドカップ(W杯)のグループステージ全てに所属選出を輩出する最初のクラブとなるようだ。イギリス『101greatgoals』が伝えている。

▽来月14日に開幕するロシアW杯に向けて出場32チームの登録メンバーが続々と発表されている。そのメンバーの多くはビッグクラブに所属するメンバーが大半となっているが、その中でバルセロナは8グループ全てに所属する選手を供給する初めてのクラブとなるようだ。

▽まず開催国ロシア、サウジアラビア、エジプト、ウルグアイが同居するグループAではエースストライカーのFWルイス・スアレスがウルグアイ代表の候補メンバーに選出されており、今後のケガによる離脱がなければ招集は確実だ。

▽次にポルトガル、スペイン、モロッコ、イランの同居するグループBではMFアンドレ・ゴメス、DFネウソン・セメドの2選手がポルトガル代表から落選。さらに、スペイン代表では今季限りで退団するMFアンドレス・イニエスタはカウントできないものの、DFジェラール・ピケとDFジョルディ・アルバ、MFセルヒオ・ブスケッツがスペイン代表メンバー入りを果たしている。

▽フランス、オーストラリア、ペルー、デンマークが同居するグループCではMFウスマーヌ・デンベレ、DFサミュエル・ユムティティの2選手がフランス代表に選出。

▽アルゼンチン、クロアチア、ナイジェリア、アイスランドが同居するグループDでは今大会の主役の1人であるFWリオネル・メッシがアルゼンチン代表、MFイバン・ラキティッチがクロアチア代表に選出されている。

▽ブラジル、スイス、コスタリカ、セルビアが同居するグループEではMFパウリーニョとMFフィリペ・コウチーニョの2選手がブラジル代表に選出。

▽ドイツ、メキシコ、スウェーデン、韓国が同居するグループFでは守護神のマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが前大会王者ドイツ代表メンバーに選出された。

▽ベルギー、イングランド、パナマ、チュニジアが同居するグループGではシーズン終盤のケガが懸念されるものの、DFトーマス・ヴェルメーレンがベルギー代表に選出されている。

▽最後に日本、ポーランド、コロンビア、セネガルの同居するグループHでは今冬に加入したDFジェリー・ミナがコロンビア代表に選出されている。

▽バルセロナファンとしては各グループに所属する選手たちが招集されているだけに、どのクラブのファンよりも今大会を楽しめるかもしれない。もちろん、ケガや敗退のショックは気がかりではある…。