ポンペオ米国務長官(中央)、ボルトン米大統領補佐官(左端)と意見を交わす文大統領(右端)=22日、ワシントン(聯合ニュース)

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【ワシントン聯合ニュース】韓米首脳会談のため訪米している文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領は22日(米東部時間)、ワシントンのホワイトハウスでポンペオ米国務長官、ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)と会談し、来月12日に予定されている朝米(米朝)首脳会談を巡り意見を交わした。

 韓国青瓦台(大統領府)によると、文大統領は「朝米首脳会談を成功させるため、揺るぎなく落ち着いて北との協議に専念してほしい」と述べ、会談の成功に向け「韓国政府も支援と努力を惜しまない」と強調した。

 文大統領は、ポンペオ氏が先ごろ北朝鮮に拘束されていた韓国系米国人3人を無事に帰国させ、朝米会談の見通しを明るくしたと高く評価。ボルトン氏との対話では、両国の国家安全保障会議(NSC)の意思疎通が非常に緊密かつ円滑に行われていることを評価し、朝米会談の成功に向けトランプ米大統領をしっかり補佐してほしいと要望した。