スマホやパソコンで食品ロス削減! フードシェアリング「tabeloop」が6月にオープン

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食品ロス削減のためのフードシェアリングプラットフォーム「tabeloop(たべるーぷ)」が6月からサービスを開始する予定だ。

サービスを提供するバリュードライバーズは、店舗ビジネスコンサルティング、事業構築支援などを手がけている。

そんな同社が、食品を売りたい人と買いたい人をつなぐ「社会課題解決型」の新しいサービスとして「tabeloop」をスタートさせる。

農林水産省及び環境省の「平成27年度推計」によると、日本では、年間2842万トンの食品廃棄物等が出されているそう。このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は646万トンに上るという。

・包装が汚れている
・賞味期限が切れている
といった理由で店頭にならばない食品は多い。

さらに、
・味は問題ないが形が不揃い
・傷がついている
などの理由で市場に流通しない食品も存在する。

そうした「食品ロス」につながる食品を販売するためのフードシェアリングプラットフォームが「tabeloop」なのだ。

「tabeloop」における売り手は、
・各地域の生産者
・食品メーカー
・食品卸売業
・小売業
などを想定する。

買い手は
・外食店(居酒屋やレストランなど)
・中食(弁当や惣菜などを扱う業者)
・食堂(こども食堂や学生寮など)
・食品の使用量が多い企業・団体(地域のお祭りなど)
を対象としているという。


「tabeloop」における取引イメージ


売り手も買い手も個人間の取引ではなく、企業や団体間での取引、つまりBtoB(Business to Business)向けのサービスということになる。

「tabeloop」の利用方法や概要
・売り手はパソコン・スマホで商品情報(画像含む)を簡単にアップロードが可能
・買い手もパソコン・スマホで商品の注文が可能
・支払いはクレジットカードでの決済が可能
・入金後、商品が売り手から配送される
・売上金額の一部について日本を含めた世界の飢餓や貧困に苦しむ人たちに寄附
・買い手、売り手ともに登録料・月会費はない

ビジネス向けでありながら、パソコンやスマホで売買ができ、クレジットカードで決済ができるため、効率的なサービスだといえる。

「tabeloop」は会員制のため、売り手も買い手も「tabeloop」にて登録が必要となる。
・売り手は、申込後に同社から連絡がある。
・買い手は、サイト内で必要情報を入力することで会員登録が可能。

「tabeloop」特別サイト


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