よく噛むことが消化にいいことは、子どものころから聞かされてきたことのひとつ。でも実は、噛むことは、均整の取れたプロポーションづくりにも関係がありました

噛むことで過食を防ぎ、胃腸の拡張を防ぐ

(よく噛まない人は)満腹感を得ることができません

(「Le Prisien」より翻訳引用)

そう説くのは、フランスのPhilippe Godeberge(フィリップ・ゴッドゥベルジュ)胃腸科医。確かに、よく噛んで満腹感を得れば、過食も防げるというものです。また、同医師によると、ちゃんと噛まないでいると、直接身体のラインにも響くのだそうです。

十分に咀嚼しない人の胃は、より大きな食物の塊を受け入れるため拡張します。(中略)また腸も同様に、食物を吸収するため拡張しやすくなります。そのため身体の生理的変化を引き起こし、腸障害の原因となるのです。

(「Le Prisien」より翻訳引用)

私自身、朝食やランチは特に急いで済ませがちなので、ドキッとしてしまいました。

噛むことで歯を健康に

加えて、Arnaud Cocaul(アルノー・ココール)栄養学医が指摘するのは、噛むことが歯に必要であるという点。

噛むことは、歯の健康のためにも好影響をもたらします。ですから、週に一度は、スマホ片手のながら食いをやめ、ゆっくり食べることだけに集中して食事をとりましょう。

(「Le Prisien」より翻訳引用)

よく噛むためには、ハンバーグなどの柔らかいものや、スープやスムージーのような液体食品ばかりでなく、歯ごたえのあるものを意識して摂るのがおすすめ。パンなら、食パンよりフランスパン。ご飯にも玄米を混ぜたり、少し固めに炊いてみたりもいいでしょう。また、茹で野菜ばかりでなく、生野菜やお漬物も食卓に並べ、時にはおやつにナッツやおせんべいを選びたいものです。

そうして、もちろん食べるときは、一口一口噛みしめるのを忘れないこと。これだけで、身体の内部も外見もスッキリ変身できるなら、試してみる価値は十分ありそうです。

Le parisien