左から大島美幸、新木優子、新垣結衣、渡辺直美

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 普段感じていること、あるいは口には出せないホンネ、はたまた口が裂けても言えない秘密。──匿名という条件のもとに、ぜんぶ白日の下にさらけ出します! 男女のセキララなアレコレを、いろんな角度からアナリティクス(分析)! 数字はウソをつきませんよ♪

女優やアイドルは美容事情、お笑い系は下世話…。
好感度が上がるぶっちゃけトークの中身って?

 男がどう思うかはさておき、女としてはぶっちゃけて話してくれる同性に好感を持つことが多いもの。時代の流れからか、以前に比べてサバサバしたキャラクターを売りにした芸能人が、明け透けにトークを繰り広げているのを多く見かける気がします。

 芸能人がどんな話をぶっちゃけると、世の女性は好感を持つのでしょう? 20〜30代の女性200人を対象にしたアンケート調査から解き明かしてみましょう。……とはいえ、ひとくちに“芸能人”といっても、活躍する土俵が違えば、話して好感が持てる内容も変わるもの。

 そこで「女優」「女芸人」「バラエティで活躍するアイドル(バラドル)」の3つの分野に分けてみました(各ランキング全13項目の選択肢から複数回答。協力:アイリサーチ)。

■「女優」が話すと好感度が上がるぶっちゃけトークTOP5
1位「ムダ毛の処理事情」24.0%
2位「整形しているかどうか」23.0%
3位「収入など金銭の話」19.0%
4位「酒癖や酔ったときのエピソード」18.0%
5位「芸能界の嫌いな人のエピソード」17.5%

■「女芸人」が話すと好感度が上がるぶっちゃけトークTOP5
1位「芸能界の嫌いな人のエピソード」23.0%
2位「収入など金銭の話」22.5%
3位「現在付き合っている彼氏や現在好きな人の話」18.5%
4位「酒癖や酔ったときのエピソード」16.5%
5位「ムダ毛の処理事情」15.5%

■「バラドル」が話すと好感度が上がるぶっちゃけトークTOP5
1位「整形しているかどうか」25.0%
2位「ムダ毛の処理事情」21.0%
3位「収入など金銭の話」19.0%
4位「芸能界の嫌いな人のエピソード」17.0%
5位「幼い頃や子ども時代のエピソード」14.5%

 キャラクターが変われば聞きたい話も変わるようで、大きくバラけた印象です。まずは女優ですが、1位は「ムダ毛」で2位が「整形」と、美しさの裏にある素顔をさらすことにより、親しみが持たれるのかも?

 一方、女芸人の方を見ると、美容などに関するトークにはちっとも興味がないようで、「悪口」と「金」の話がトップに……。トークが上手なイメージからか、笑えない話も笑える内容にしてくれるという期待があるのかもしれません。

 そしてバラドルですが、やはりかわいさを売りにしているケースが多いからか、女優と大きくは変わらない印象です。しかし「整形」が1位になっていることを見ると、世間では彼女たちに対し「顔をいじっている」というイメージが強いのかも?

 またいずれのランキングにも入っていたのが、「お金」と「ムダ毛」でした。まあどちらも、友だち同士でも言いにくい話題だけに、きらびやかな世界に生きる女性芸能人のぶっちゃけ事情が気になっちゃうのも、仕方のないことかもしれません……。

ぶっちゃけトークはある意味危険!
好感度を下げた、あの人のあの話…

 では具体的に、誰のどんなぶっちゃけトークに「親近感が湧いた」のでしょうか? あるいは「ドン引きした」というケースも多いハズ! 皆さんに、テレビなどで聞いた、インパクトの強かったぶっちゃけトークについて答えていただきました。

■芸能人の好感度がアップしたぶっちゃけトークは?

新垣結衣「テレビで、休みの日の過ごし方などについて話していたが、お酒を呑んで夜中まで起きてると言っていて、赤裸々に語っていて好感が持てた」(31歳・愛媛県)

天海祐希「宝塚時代にスリを捕まえたという話をバラエティでしてるのを聞いて、普段でも正義感が強くてかっこいいと思った」(29歳・東京都)

北川景子「お笑いや人を笑わせることが好きだと言っていて、気さくで楽しい人なのだと好感度が上がった」(28歳・徳島県)

矢口真里「過去の恋愛や今の恋愛について隠さず気持ちを正直に堂々と話していて、すごいなと好感度が上がった」(35歳・神奈川県)

夏菜「内容は忘れたが、お酒を大量に飲むことを語っていたのがギャップがあり親近感が沸いた」(36歳・福岡県)

渡辺直美「自宅で全裸で過ごしていた所、窓拭きのおじさんに見られたという話を笑いながら話しており、笑って過ごせることに好感度が湧いた」(27歳・長崎県)

 名前がバラけた印象でしたが、複数名前が挙がったのが、意外にも(?)矢口真里でした。過去の不倫報道を乗り越え、「そのことをちゃんと話してくれるから」といった内容から、自身のスキャンダルについて明け透けに話す姿勢には好感を抱くのかも? まあ、ケースにも寄るでしょうが……。

 また、全体的に「プライベートのちょっとしただらしなさ」のエピソードを挙げる人が多数。メディアでの凜とした姿とは対照的な“ギャップ萌え”が、女心をくすぐるのかも知れませんね。

■芸能人の好感度がダウンしたぶっちゃけトークは?

新木優子「バラエティー番組で、ドラマ撮影でNGを出しても謝らないと言っていたので、付き合いたくないなーとドン引きした」(31歳・鹿児島県)

井上咲楽「バラエティ番組で、水虫になりたくて友達に水虫を移してもらったというエピソードを聞いてドン引きした」(27歳・東京都)

あびる優「店舗の商品を集団で盗む? なぜ犯罪を放送しているのかと呆れた」(39歳・愛知県)

ダレノガレ明美「好きな男性をおのののかと取り合ってる話をしたときの顔が、女の嫌な面をみてる感じがして気分が悪くなった」(30歳・京都府)

大島美幸「最近日テレで、森三中の大島が後輩に説教をした話を、さも当然、さも当たり前のことのように話をしていたが、内容が意味不明でただのマウンティングをとっただけのことをベラベラと話していたのにドン引きした」(28歳・東京都)

ガンバレルーヤ「テレビか何かで女芸人のガンバレルーヤが、性的に生々しい話をしたらしいという話を噂で聞いてドン引きした」(27歳・福岡県)

鈴木奈々「旦那さんとセックスの回数が減ったとかの話をしていた。旦那さんは一般人だし、そうでなくてもデリケートな内容すぎて引いた」(35歳・熊本県)

 名前がバラけた「好感度がアップした芸能人」に対し、ダウンした芸能人は複数挙がった芸能人が目立ちました。その筆頭格が、あびる優。テレビで話した犯罪自慢は、かなりネガティブなインパクトを残したようです。過去のヤンチャ自慢は、男女ともに嫌われるようですね。

 また同様に、鈴木奈々も複数コメントがありました。いずれもが「ベッドの上の生々しい話に引く」といったもので、エロトークも明け透けすぎると反感を買うと言ってよさそう。

 全体的に、好感度がアップした・ダウンしたのエピソードは、おおよそ半数に分かれた印象です。つまり話の中身ひとつで、好感度はどちらにも振れてしまうということ。そして何年も前のぶっちゃけトークがコメントに出てきたように、一度付いたイメージはなかなか払拭できません。

 場を盛り上げようとサービス精神で話したのに、反応がイマイチだった……という経験は誰にもあるハズ。そのさじ加減ひとつで仕事人生が大きく変わるなんて、芸能人の苦労がうかがい知れますよね。

<文/雛菊あんじ>