ライター&コラムニストharakoが、実際に既婚女性100人にインタビューをし、結婚までのプロセスや心境の変化をお伝えする連載です。第15回目は、イケメンにひと目惚れしたAさんのお話です。

ひと目惚れしたものの、彼には彼女がいたんです……。

【実録 結婚プロセス100人インタビュー 】vol. 15

20代前半まで4年近く付き合っていた彼がいたんですが、どうにもこうにも「束縛」が激しい彼で……。まるで仕事みたいに “報連相” の連絡をするのがルールになっていて、女友だちに会うときでさえ「今から行きます」「ここに移動します」「今日はこれを食べました」など、徹底的に報告するのがお決まりでした。

これをサボってしまうと、迎えに来ちゃうんですよね。やれやれ……と思いながらも、愛情表現のひとつかな? と我慢して過ごしていました。とはいっても、このままずっと束縛されるのは嫌だし、年齢的にも、これ以上長く付き合っていたら結婚を考えてしまう自分もいて。20代半ばでお別れすることにしたんです。

やばい、ちょーイケメンッ!!

しばらく恋愛お休み期間かな〜? なんて思いながら、女友だちとご飯に行ったり、遊びに行ったり。拘束が溶けた反動で、自由に過ごせる日々を思い切り満喫していた矢先のことでした。

知り合いがやっているバーに顔を出しに行ったら、そのバーで働いている男性にひと目惚れしてしまったんです。「マジでかっこいいっ! ちょータイプっ!」と、ルックスの格好良さがあまりの衝撃でもうメロメロ…… でも、どうやら風の噂で聞いたところ、彼女もいるし私より3つ年下だというのです。

彼女がいるなんて……。そして、今まで年下とは付き合ったことがなかった私は、果たして恋愛対象として見てもらえるのか? 自分は年下でもうまくやっていけるのか? ドキドキしながら、彼と近づく方法を考えました。

彼を落とす4つのステップを計画

実は、恋のスイッチが入ったら猛烈に追いかけるタイプ。彼女がいると聞いていたけれど、別れるのを待ってられない! と心に決めた私は、彼と距離を縮める方法を編み出しました(笑)。

ステップ1として、まずは友だちになりたいという気軽なお誘いからの「連絡先、よかったら教えてくださいよ〜、またお店来たいんで」とさりげなく連絡先を聞くことに成功。そのバーには、私の知り合いに会いに行く体で、頻繁に通い始めました。そう、ステップ2は常連になることだったのです。

そして、ステップ3は裏側からも協力をお願いしました(笑)。その人の知り合いに、「Aちゃんって、良い子だよ〜」「なんかすごく気が利くし」など、“良い子だよ ”という、いいイメージの噂を流してもらったんです(笑)。ここでのポイントは、彼女の悪口や評価を下げることは絶対に言わないこと。

ステップ4は彼の身近な女友だちに昇格し、「彼女がいることは知っている」「私も応援しているから」と彼の相談に乗ったり、サポートだったり。そんな私の作戦に、彼は次第に彼女と会う時間を削って、私と2人で頻繁に会うようになり、ちょっぴりイチャイチャする関係になっていきました……(キスまでした)。しめしめ、計画通り。

修羅場! 彼女についに浮気発覚

そんなラブラブムードが漂い始めた頃、ついに彼女に私の存在がバレてしまったんです。怒った彼女は、彼に結婚を突きつけたとか……。「このまま別れるか結婚するか責任とってよ!」と。

しかし、彼が下した答えは彼女と別れるという決断。「俺、もう彼女と別れたから」と私に報告して来てくれたんです……!やばい、ついに来たーー!!(彼女さん、本当にごめんなさい。でも私が勝っちゃった)

このイケメンを落とすまでにかかった期間は、なんと2年(笑)。けっこうな長さで、信頼と絆を獲得していったのです。全てが計画通りにいった時は、心の中でちょー興奮しました。ハンター心が燃えてしまって……。

いつまでも若くいられそう

そして、彼が30歳になった節目に「俺と結婚して欲しい」とプロポーズを受けました。

もともと付き合っていた彼女には少し悪い気もするけれど、こっそり奪っちゃいました(笑)。顔もイケメンだけど、付き合ってみるとすごい落ち着いていて、前に経験したような「束縛」はまったくなく放任してくれるので、毎日安心してのびのびと生活することができています。

そして、初めは躊躇していた年下だけど、こっちまで若さが移っていつまでも美意識高くいられそうです。これからも、優しいイケメン旦那でいてね。今日もカッコイイ〜 ふふふふ

お話を聞いて……。

す、すごい!圧巻テクばかりが飛び出した、Aさん。とてもテクニシャンでした(笑)。彼女がいる人を口説きたいなら、「サポート役に回り、自分の株を上げること」が先決だとか。

相手が “結婚” していないなら、略奪愛もありなのかも……!? 諦めずに追いかけてみるのも、新しい恋が生まれるかもしれませんね。お幸せに

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