私、清葉アキ子は現在44歳、絶賛婚活中。見た目はキレイなお姉さん系、都内出身、四年制大学を卒業後、編集兼ライターの仕事をしています。38歳から始めた婚活で体験したこと、わかってきたことを堅実女子の皆さんにお伝えできればと思い、ここで紹介します。婚活は、まさしくサバイバルなのです……。

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目的は結婚?それとも恋愛?

「婚活」=結婚するための活動。なにも恋愛をすっ飛ばして結婚しようなんて思っていない。もし「お見合い」だったとしても、結婚しようとする相手と恋愛するつもりで会い、結婚するまでに恋愛をするつもりでいる(と思う)。いきなり人柄が見えて直接会話ができるうえ、短期間で結果が分かるお見合いのほうが、どんなに簡潔で楽か!でも、そうもお見合いのクチがないから、「婚活サイト」というものを使うのだ。それにしたって、結婚を視野に入れたうえで恋愛をして結婚するために、時間や労力をかけて、まどろっこしいやり取りをしているのだ。「婚活」とはいえ「恋活」も兼ねている。

婚活サイトで出会い、メッセージのやりとりをしたり会ったりする男性と話をしていると、彼らは「結婚したい」と思ってはいるのだが、それは「恋愛してそのあとの話」であり、結婚についてはあとから自然とそうなるものであり、いまは深く考えていない(無理に考えるものではない!)という人がほとんどだ。だから、まずは「恋愛」をしなくてはと思い、「婚活サイト」を「恋活サイト」だと思って利用している様子。でも、「出会い系サイト」を使わないのがズルいところ!自分が本気になって結婚したくなったときに相手も本気である保証がほしいから、単に恋愛したい人が集う「出会い系サイト」ではなく結婚したい女性がが集う「婚活サイト」を使うようだ。

最近、男性の自己PR文に見かけるのが、「恋愛なしで結婚したい婚活女性はお断りです」とか「真剣に出会いを探していますので、体やお金目的の人はご遠慮ください」という文言。「恋愛しないで結婚」したい人なんて、たぶんほとんどいない。婚活している女性の多くは、結婚が目的ではあるが、ちゃんと恋愛したいと思っている。好きになれない人と結婚するなんて、お金持ちの政略結婚とか昔の身売りとかじゃないんだから、だれも望んでないでしょ! 

実際、男性から聞くと、バツイチ子持ちのシングルマザーは、とにかく「すぐ結婚!」という感覚が強くあるそう。「子どもを抱えて生活するほどの仕事ができないので、すぐに生活基盤を整える必要性がある」と言われるそうだ。それから、少し年齢が上の長年専業主婦をしてきた離婚女性も同様。「20年近く働いてこなかったから、仕事をしようにも何のスキルもキャリアもなくて採用されない。生活できないので結婚したい」とか。どちらにしたって、彼女たちも誰でもいいわけじゃないだろう。一緒に暮らすって、お金さえあれば我慢できる、ってレベルじゃないと思う。「っていうか、そこまでお金持ってないじゃん、あんた!」って言いたくなるけれど(笑)。

愛があれば万事OKってわけじゃない

「恋愛」を経由したら結婚生活が万事OK!って思っている男性が多いようで(もしかしたら女性にも多いのかもだけど)、長い期間、恋愛していたカップルが結婚しても離婚する場合があるし、生活していく中でぶつかることも絶対にある。恋愛が盛り上がって自然に結婚したからと言って、結婚生活がうまくいく保証なんてひとつもない。愛があればうまくいくことはたくさんあると思うけれど、愛があれば万事OKってわけでもないのに……。

私の知っている婚活女性の多くは現実的なので、「恋愛」期間よりも「結婚」生活をイメージしている。私もそのひとりだ。どんなに楽しい恋愛だったとしても、一緒に生活することができるかどうかとなると、話が違うところがある。「恋愛」→「結婚」と思っていたころは、相手の収入や仕事なんて関係ないと思っていたけれど、いまは、ある程度気にする。収入が多いほうがいいという意味ではない。この年齢になって、この収入で将来どうするつもりと考えているのか?そこそこの収入があればいいので適当に仕事しているって考え方はどうなのか?そういうところの価値観の違いという意味で、気になってくる。きっとこの違いは、どんなにいい人で一緒にいて楽しくても、愛の力だけでは乗り越えられない。ノリのいい男性もそうだ。いつも刺激があるし一緒にいるのはとても楽しい。でもコロコロと自分の軸が変わる人は、どうしても信用できないし、一生それに合わせていくのはきっと疲れてしまう。

昔、20代前半に「恋愛と結婚は別よ!」とお姉さま方が話しているのを聞いて、「そんなの聞きたくない!」と思ったが、いまではその意味がよくわかる。たぶん、このときのお姉さま方は、もっとスペックとか外見とかのことも含まれていたと思うが、いま現実的な意味で、違うと思わざるを得ない。

なぜ婚活男性は理想の相手を「いつまでも手を繋いでお出かけできる相手」と書くの!?

しかし、「婚活サイト」で出会った男性と話していると、「結婚」生活は楽しいもの、と思っている人の多いこと! 男性の自己PR欄に、理想の女性として「いつまでも手を繋いでお出かけできる相手と出会いたいです」という文言、飽きるほど見かける。理想の結婚像としてならまだ理解できる。ただ、理想の相手として掲げるのはどうなの?「それは結婚生活がうまくいった人の結果だよね?」って思っちゃうのは、私だけなのかな……。決してそういう女性がこの世にすでに存在しているのではない、ということなんだけどね。まぁ、他人の夢なので全然いいけど、ゴールは定まっていてもその道のりを考えていない場合、道に迷うこともあるから、存在しない幻の女性を追いかけて、一生恋愛探しをすることになるかもしれないよ。

結局、その道を誰となら歩いていきたいか、という話じゃない?理想の相手って。もし自分が地図が読めないのなら地図を読むのが上手い人が一緒なら心強いし、自分が野性のカンが強くて道をぐんぐん進んでいく自信があるなら、その感性を研ぎ澄ますために心身を癒してくれる相手を近くに置いておけたらもっといい道を見つけられるかもしれない。足りないものを補ってくれたり、ときには間違った方向に行くのを止めてくれたり……そういう相手が“理想の相手”であって、そういう先に、“年をとっても手を繋いで歩く関係”っていうのあると思うのだけどな。向かう道が反れないよう、進め方は違っても同じゴールを設定できる相手じゃないとうまくいかないってのは大前提で。

って、私が偉そうに言う立場でもないけど……(笑)。私のこういう理屈っぽいところが、重いし堅いと思われる原因でもあるんだろうけどね。

今回、なんでこんな話をしているかというと、今週だけで10人から「理想の男性ってどんな人ですか?」と聞かれ、正直うんざりしているからだ。この質問って、答えるの、難しくない?

いつまでも手を繋いでお出かけできるのは素敵。でも、それが「理想の結婚生活」じゃなくて「理想の相手」なら、単なるベタベタしたい人っ てことになるよね?

「理想の相手」と「理想の結婚生活」は違うっつーの!アキ子に「理想のタイプ」を聞いてくる男性たちには、ある共通項があった!?〜その2〜に続きます。