3歳から脱毛サロン通い!? イマドキの子どものムダ毛事情

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 薄着の季節が近づいてくると、女性ならば気になるのがムダ毛。そんな大人の女性と同じように、ムダ毛について悩み、脱毛サロンに通う子どもが増えているといいます。

 ネットで調べてみると、女性専門脱毛サロン「エピレ」は7歳から、ハイパースキン脱毛機メーカー直営のエステサロン「カレン」は小学2年生から、そして敏感肌専門脱毛サロン「ディオーネ」にいたっては、なんと3歳から脱毛サービスを提供しているのだとか! どのサロンも基本、大人と変わらない機器と料金(ディオーネの場合は小学3年生以下は10%オフ)でサービスを提供しているようです。

 そんな「子どもの脱毛サロン通い」という、なんともビックリな実態について迫るべく、2011年から7歳から15歳を対象にした「キッズ脱毛」サービスを行うエピレに話を聞きました。

◆ここ5年で子供の利用者が約8倍に

 子ども向けのサービスが始まった2011年時点では、エピレの新規顧客のうち15歳以下の子どもの利用は全体のわずか0.6%だったのが、5年後の2016年には5.0%にまでに増え、現在もその数は増え続けているのだそう。

「元々、サロンを利用しているお母様方から、子どもが『他の子よりも毛深いと悩んでいる』などと、子どもにも通わせたいという要望があり、キッズ脱毛のサービスをスタートしました」と話すのは、エピレを運営するTBCグループの広報担当者。

 自身がサロン脱毛を経験していると、自分の娘にも「自己処理よりもサロンで脱毛させてあげたい」とか「ムダ毛で悩んだりコンプレックスを感じたりする前に、処理させてあげたい」と思う人が多いのだとか。

◆中学からサロンデビューするケースが多数

 エピレの顧客データ(2015〜2017年)によると、年齢は12歳、季節では3月や4月に脱毛サロンに通い始める子どもが多いそう。中学校への入学や新学期をきっかけに、サロンで脱毛してみようと考えるケースが多いそうです。

「最近では、水泳やダンスなどの習い事で肌を露出することが多く、それがきっかけでキッズ脱毛を利用するというパターンもありますね。今の時期は、学校の授業で水泳が始まるので、それにあわせてサロンに通う方も増えてきます」(広報担当者、以下同じ)。

 キッズ脱毛で人気のパーツは、小学校低学年なら腕と脚、鼻下。高学年になると、これにワキがプラスされる傾向にあるそうです。

◆痛くてイヤがったりしないの?

 それにしても、幼い子どもがじっとして施術を受けられるものなのでしょうか。泣き出すような子がいそうなものですが……。

「脱毛機械や脱毛方法は大人に使用するものと全く同じですが、肌に優しいオリジナルのマシンを使用しているので、脱毛を行っているときは子どもでも『あたたかいな』と感じる程度。痛くて泣き出してしまうような子は今までいないですね」

 痛みよりも飽きさせないことの方が課題なようで、しりとりを行いながら施術することもあるそう。また、脱毛後の冷却ジェルに興味を持つ子が多いく、「冷却ジェルを混ぜてみたい!」とよく言われるそう。そもそもサロンに母親と一緒に行くようなおませな女の子にとってみれば、サロンはちょっぴり特別な体験。歯医者のような怖い場所ではないようです。

◆幼いうちから施術を受けるメリットとデメリット

 ただ、幼いうちから施術を受けることのメリットはいろいろありそうですが、デメリットもあるのでは?

「一番のメリットは、まだ幼いとしても、本人がムダ毛のことを気にしているのなら、だんだんと素肌がキレイになっていくのを見て、自分に自信を持てたり喜んだりできることにあります。実際にサロンにいらっしゃるお子さんは、『ノースリーブや半袖が着れる!』と喜んでいます」

 一方のデメリットは、子どもの肌は大人よりも敏感で、肌にすこしでも異常がある状態だと、脱毛することでさらに肌荒れを悪化させる場合もあり得ること。そのため、日焼けをしていないか、肌に異常がないかなど、事前のカウンセリングでエステティシャンがより慎重に声をかけるなどのケアが行われているそうです。

 最近では、SNSの普及でモデルなどが身近になり、そんなキレイな人たちに憧れてサロンに通う子どもが増えているのだとか。自分の母親が脱毛サロンに通うのも間近で見ているから、カラダのことやおしゃれに敏感になってくる女の子たちにとって、サロンに通うという選択肢は自然な流れなのかもしれませんね。

<TEXT/佐藤まきこ>