北海道はあす(19日)にかけて広く雨。道南では大雨や暴風に警戒が必要です。気温は4月並みで空気がヒンヤリ。峠では雪のまじることも。

低気圧が発達後 動き遅い

きょう(18日)は、前線を伴った低気圧が発達しながら日本海を東へ進み、今夜には秋田沖へ進む見込みです。この低気圧は動きが遅く、あす(19日)の夜にようやく北海道の南東の海上に達する予想です。このためあすにかけて雨が長引き、低気圧が近づく道南方面では雨や風が強まりそうです。

このあとの雨、風は?

北海道では午前9時現在、道南方面を中心に雨が降っています。昼頃からは道央で、夕方以降は道東にも雨の範囲が広がり、夜は道北でも雨の降るところがありそうです。渡島、檜山地方ではきょう午後3時頃からあすの午前6時頃にかけては雨が激しく降るおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水に警戒が必要です。また、瞬間的には何かにつかまらないと立っていられないくらいの暴風が吹くおそれもあるため警戒をして下さい。

寒気流入 峠は雪も

そして、北海道の上空には山で雪を降らせる冷たい空気が流れ込むため、山間部や峠などでは夜は雪の降ることも。夏タイヤでの峠越えは控えた方が良さそうです。また、この冷たい空気の影響で、全道的に気温があまり上がりません。最高気温はきのうより大幅に低く、4月並みのところが多くなるでしょう。暖かくしてお出かけ下さい。