広島市出身の歌手・西城秀樹さんが2018年5月16日、急性心不全のため亡くなった。所属事務所が17日、公式サイトで発表した。63歳だった。

先月4月23日には、プロ野球・広島東洋カープで「鉄人」と称された衣笠祥雄さんが71歳で亡くなっており、広島県に縁のある人物が相次いでこの世を去ったことから、県民からはショックの声が出ている。

「広島のスターがまた1人」


西城秀樹さんホームページより

西城さんは1955年、現在の広島市東区で誕生。高校時代にスカウトされ、上京するまでの多感な時期を広島で過ごした。72年に「恋する季節」でデビュー。74年にNHK・紅白歌合戦に初出場すると、84年まで連続で出場した。

79年には、自身28枚目のシングルとなる「ヤングマン(Y.M.C.A.)」が、ミリオンセラーに輝き、今も受け継がれるヒットソングとなった。

近年では、2015年4月に還暦記念アルバム「心響 -KODOU-」を発売。ライブで愛されてきた「蜃気楼」を収録したことでも話題を呼んだ。

一方で、衣笠さんは京都市生まれで、65年に広島に入団。70年から87年に引退するまで2215試合連続で出場し、けがをしても試合に出たことから「鉄人」と呼ばれ愛されてきた。

広島県には馴染み深い人物の相次ぐ訃報に、ツイッターでは

等の反応が相次いでいる。