レインブーツのコーデが幼く見えないコツは“色使い”にあり

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【モードをリアルに着る! Vol.30/小林直子】

 ハイブランドのコレクションというと、どれも奇抜で着られないものばかりとお思いの方もいらっしゃるでしょう。

 ですがラルフローレンのコレクションは、それとは逆で、どのルックも誰でも今すぐ着られそうなものばかりです。
 先端的なモードではない。かといって、行きすぎたカジュアルでもない。アメリカ風のシックでエレガントなスタイルを知りたければ、ラルフローレンのコレクションをチェックするといいでしょう。

 2018年春夏のラルフローレンは赤、白、紺のトリコロールが特徴のマリンルック。もちろんあの有名なネイビーのブレザーも登場して、日本に住む人々にはなじみやすいものばかりでした。
◆レインブーツ、特に白い長靴が人気

 アイテムをよく見ていくと、どれも目新しくははないのですけれども、色遣いがトリコロールでしっかり押さえられていることと、過剰な着崩しやダメージ等のディテールがないので、カジュアルだけれども、だらしなく見えることはありません。

 このコレクションから何か面白いものはないかしらと見ていったところ、目についたのがこのレインブーツでした。
 レインブーツ、日本語で言えば長靴ですが、なぜかここのところ人気です。しかも、白い長靴が特に人気で、ラフ・シモンズやプラダのコレクションにも、あくまで普段用の靴として白長靴が登場しています。

 なぜ今、白長靴が格好いいということになったのか、それについては私もよくわかりません。けれども、今、レインブーツはおしゃれアイテムとして注目されているということは間違いないようです。

 さて、ではラルフローレンのレインブーツを合わせたルックを見て行きましょう。

◆色づかいで洗練されたレインブーツコーデに

 マリン風のシャツにハーフパンツ、そこに白いレインブーツを合わせています。傘を持っているわけではないので、必ずしも雨用という感じではないのですが、さりげなく、かつおしゃれにレインブーツを履いています。

 このルックがこれだけ洗練されて見えるのは、その色遣いのためです。白とネイビーにベルトのバックルのゴールドの金具と、コーディネート全体の色を少なくすることによって、ハイブランドならではの洗練されたイメージを作り上げています。

 では、私たちはこの長靴コーディネート、どうやって日常に取り入れたらいいでしょうか。

◆長靴ブランドはハンターやエーグルが有名

 最初におしゃれな長靴を手に入れましょう。
 おしゃれな長靴として有名なブランドは、まずはハンター。

 英国王室御用達のレインブーツ及びレインウエアのブランドのハンターではさまざまな形、色のレインブーツがそろっています。価格もとても手が届かないというほどではないので、興味のある方はHPを見てみるといいでしょう。

 ただし、難点は靴の重量がかなりあるのと、着脱がしにくいこと。脱げないようにしっかり足が入る作りになっているので、家に入るときに靴を脱ぐ生活をする日本では、そこが少し難点になると思います。それでもデザイン、クオリティともに素晴らしく、ショート丈を選べば、着脱も少し楽でしょう。ハンターでは白長靴も扱っています。

 そのほかでは、フランスのブランドのエーグル。エーグルにもおしゃれな長靴が勢ぞろい。こちらのほうが少し高めではありますが、長靴は一度買ったらかなり長もちするので、長期的にみれば、それほど高いものでもないでしょう。

 もちろん、これらのブランドのほかにもおしゃれなレインブーツを作っているブランドはたくさんあるので、自分が手に入れられる価格のものを探してみるといいでしょう。