17日の天気予報。

写真拡大

本来は快適なはずの5月に、これだけ蒸し暑いと損失気分が拭えません。北陸西部は昨夜からずっと25℃以上の地域がありましたし(この時間は23℃前後)、そこまで気温が高くなかった東京都心でも、多湿条件下における寝苦しさの予行演習のような空気でした。今朝の通勤時間帯は、不定愁訴なしの人などほぼ皆無だろうと思える表情ばかりでしたし。

17日昼前、近畿北部から山陰では気温が30℃を超えている所があります。ちょっと前ならば、湿度が30%だったのが、きょうは50%台当たり前。春先以降、いつか来るきっと来る!と怖れていた嫌な暑さです。真夏日にならない地域でも、汗をかきやすいことにちがいはないので、水分補給は必要最低限の条件でしょうか。激しい運動そのものを無理してまで行わない選択があるということを、運動が苦手な側から提案させていただきたいと思います。

(気象予報士・高橋 和也)