湿気嫌いに告ぐ その日が来た
16日は東日本や東北地方を中心に気温が高く、33℃を超えた所もありました。それでも、相対湿度は少し内陸に入るだけで20%から30%台まで下がり、カラッとした暑さの所が多かったわけです。東京も29℃で日差しは強烈でしたが、日陰に入ると日本じゃないみたい!と実況してしまうくらい、真夏とは味付けが異なる空気でした。
17日は、明らかに空気の質が変わります。まだ「ぬめっ」とまではいかないにせよ、湿気の存在を意識しないわけにはいきません。関東の内陸は16日と同様、真夏日の所がある予想。ところが、17日午後3時の相対湿度は、下がっても50%を切るかどうかのラインです。30℃近くでこの湿度は、暑さが苦手と自覚している人にとって、いよいよ覚悟が必要になる条件といえます。
(気象予報士・高橋 和也)