お金が逃げてゆく財布、3つの特徴

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 ファイナンシャルプランナーの花輪陽子です。

 小型のお財布が流行っている昨今。お財布の中身をより厳選して中身をミニマムにしないとお財布がパンパンになってしまいます。

 お金持ちの女性の中にはジップロックを財布代わりに使っている人もいます。筆者もジップロックを使っていた時があったのですが、中身が一目瞭然で必要な金額だけを入れるので無駄遣いを防止できるのです。

◆ぐちゃぐちゃのメタボ財布では貯まらない

 それとは反対に必要もないショップカードやポイントカードなど消費を誘発するものを財布の中に入れっぱなし、レシートもぐちゃぐちゃのまま入れっぱなしだと、残金がいくらなのかさっぱり分からなくなってしまいます。

 お金と上手に付き合うためにもお財布の中はいつも綺麗にしたいもの。お財布の整理整頓をすることにより、1カ月に自分が使う金額を把握しやすくなり、貯め体質にも変わることができるからです。

 私はお金のプロを含む他人のお財布を見せてもらったり、雑誌やテレビで財布の中身特集を監修したことも多々あります。

 最新刊『毒舌うさぎ先生のがんばらない貯金レッスン』でも紹介していますが、今回は「貯まらない財布」の3つの特徴をご紹介します。

◆1.お札の向きがぐちゃぐちゃ

 お金を貯めることができる人の多くは、お札の向きや種別(1000円札、5000円札といった)が整理されており、中には両替機にかけて新札を用意するという人もいます。綺麗なお札は大切にしまっておこうという気持ちが働くからです。

 また、高額紙幣を1000円札などにむやみに崩し過ぎない方が、「1万円札を守ろう」という意識が働きやすくなります。

 それとは反対にお札の向きや種別がぐちゃぐちゃでシワシワの紙幣はすぐに手放したいという気持ちは働きやすくなります。また、所持金も把握しにくくなり、1週間に使う現金支出のリズムもつかみにくくなります。

◆2.カード類が整頓されていない

 放って置くとお財布の中のカード類はあふれてしまいます。クレジットカード、キャッシュカード、ポイントカードなどは持ち歩く物を厳選していないと、いろんなカードを使っているとクレカの引き落とし日や貯めたポイントが把握できなくなります。

 もしも3カ月以内に利用しておらず、1カ月以内に利用する予定がなければ自宅で保管しするのも手。また、自宅で眠っているカード類も1年以上利用していないなら解約するのも手です。

 ポイントはできるだけ1枚に集約するのがコツです。ポイント還元率はよくても1%です。つまり10万円買わないと1000円分と交換ができません。10万円以上利用するかが新規にポイントカードを作るかの基準になります。

◆3)いつのものか分からないレシートがそのまま

 レシートがぐちゃぐちゃでお札と混ざってミルフィーユ状態になっている人は注意が必要です。所持金が把握しにくくなりますし、使ったお金の振り返りができないからです。

 レシートは毎日お財布から抜き、とりあえずレシート入れに入れましょう。カテゴリーごとに分けられるとより良いですね。レシートの量でこんなにお金を使ったのかと把握できるからです。

 なぜ財布の整理をした方が良いかと言うと大きく2つの理由があります。一つは所持金や支出額などの把握です。もう一つは財布の寿命を伸ばすという観点からも言えます。

 お財布がカードなどでパンパンだとお財布の形が変形したりで寿命を縮めることになります。例えば、3万円のお財布も6年間利用すれば1年当たりのコストは5000円ですが、頻繁に買い換えていると高くつきます。

 財布の形状ですが、財布を小型にすることによって必要なものをより厳選できます。また、財布の購入価格自体も下げることができるのもメリットでしょう。中身の整理整頓を促されますが、整理していないとパンパンな豚財布になりやすいので気を付けましょう。

<TEXT/花輪陽子>

【花輪陽子】
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)、CFP(R)認定者。1978年生まれ、外資系投資銀行をへてFPとして独立。現在シンガポール在住。『夫婦で年収600万円をめざす! 二人で時代を生き抜くお金管理術』『毒舌うさぎ先生のがんばらない貯金レッスン』など著書多数。http://yokohanawa.com/