松尾敏伸容疑者のツイッターアカウント

写真拡大

仮面ライダーなどに出演した俳優の松尾敏伸容疑者(40)が、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで警視庁に逮捕されたと報じられた。だが、ネット上ではファンから報道に不満の声も出ている。

松尾容疑者は、仮面ライダーの主役ではなかったからだ。

むしろNHKの大河ドラマなどへの出演で知られる

大手メディアの報道によると、松尾容疑者は、2018年4月下旬〜5月9日にかけて覚せい剤を使用した疑いが持たれている。原宿署の捜査員が9日、東京都内で職務質問をして尿検査をしたところ、陽性反応が出たという。

原宿署が入手経路などを調べているというが、松尾容疑者は、否認しているとも報じられている。

松尾容疑者は、1996年のジュノン・スーパーボーイ・コンテストで準グランプリを受賞し、97年に故・蜷川幸雄氏が演出を手がけた舞台「ロミオとジュリエット」で俳優デビューした。

テレビ朝日系で2003年に放送された「仮面ライダー555 」で計2話に出演したほか、05年に公開された映画「仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」で仮面ライダー歌舞鬼役になったことがある。

しかし、NHKの朝の連続ドラマ「てるてる家族」(03年)への出演や大河ドラマ「風林火山」(07年)で演じた武田信廉役の方が広く知られているようだ。

所属事務所のサイトからは、プロフィールが削除

各メディアが「仮面ライダー役も務めた」といった見出しで報じたことに対し、ツイッター上などでは、「仮面ライダーとは言っても主役じゃない」「それでライダー俳優と呼ぶのも...」「大河俳優じゃね?」「普通に『俳優の』でいいだろ」などと不満も漏れていた。

松尾敏伸容疑者は、ツイッター上などで、生前の蜷川幸雄氏との交流をつづり、4月7日には、大手芸能プロ「オスカープロモーション」に所属することになったと報告していた。しかし、5月14日までには、松尾容疑者のプロフィールは公式サイトから削除されている。