意味あるものにするための効率的な「会議術」とは?

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 会社において、ときに会議は「意味がない」「ただのおしゃべり」「時間の無駄」だともいわれます。実は、会議をすることで仕事の効率が変わったというエピソードも多くあるんですよ。そこで、企業が取り組んでいる、独自の会議術をご紹介します。

●カエル会議

 働き方のコンサルティング事業を展開するワーク・ライフバランスが生み出した会議術です。早く“帰る”、仕事のやり方を“変える”、人生を“変える”の3つの“カエル”という意味を含むそう。それは、朝と夜に各メンバーがメールをして、現在の働き方を確認するところから始まります。会議には派遣もパートも含む全員が参加することで、「この業務って意味あるんですか?」という素朴な疑問も解消するのだとか。結果、無駄がなくなるのだそうですよ。

●3ステップ会議

 文具・事務用品の製造・販売などを行うコクヨの、“ダメ”な会議を防ぐ会議術。会議の進行役であるファシリテーターが、アイデア(発言を促す)、タイム(時間を管理する)、チームワーク(場の空気をつくる)の3つをマネジメントして会議を行うことで、「意見がない」「脱線する」「結論がでない」などを解消できるのだとか。

●マイクロミーティング

 Google社では、タイマーで残り時間を逐一把握、テーマごとの短時間会議を多く行うという、斬新な方法で会議を行っているのだとか。ダラダラする、誰かがウトウトし始めるなど、無駄な時間を排除できそうですね。

「働き方改革」が推進される中、いま注目を集めているのがさまざまな会議のやり方「会議術」です。仕事の効率を上げるためにも、ぜひ取り入れたいものです。