3位フィニッシュも稲森佑貴の表情に笑顔はなかった(撮影:村上航)

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<日本プロゴルフ選手権大会 最終日◇13日◇房総カントリークラブ 房総ゴルフ場(7,324ヤード・パー72)>

「せっかくあそこまでいい流れで来ていたのに…。すべて台無しです」。トータル5アンダー・3位タイに終わった稲森佑貴は、最終18番で外したバーディパットを最後まで悔やんだ。

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4アンダーの3位からスタートした最終日は、4番までで2ボギーと好スタートは切れず。しかし、「途中から巻き返せた」とその後3バーディを奪い、トップを走る藤本佳則の背中を追い続けた。

最終ホールでは「イメージ通りだった」と、残り80ヤードからの第3打をバーディチャンスにつけた。しかし、「カップが右に傾いているように見えた」とラインを読んで放ったパットが、自身が思い描いたイメージとは逆方向の左へと曲がっていった。「まさかフックするなんて…。このときに『終わった』と思いました」と、がく然とした。これを決めていればプレーオフに残っていただけに「なおさら決めなくちゃいけませんでしたね」と、そのショックは大きかった。

「今回の3位は選手としてはまったくうれしくない。まだ(今年4月の)パナソニックオープン10位のほうがうれしいと思えました」と稲森。またしても初優勝を逃し、勝てる試合を落とした悔しさばかりが口をついた。(文・間宮輝憲)

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