「個食」「中食」がフード業界に定着してきた昨今、コンビニエンスストアの冷凍食品やお惣菜は右肩上がりの市場だそうで、各社工夫をこらしたものを次々と販売、開発しています。このたび全国のセブン-イレブンやイトーヨーカドーなどで販売している、セブン&アイグループの最高級ブランド「セブンプレミアム ゴールド」が2010年の発売からリニューアルを重ね、今回は8回目のリニューアルを行ないました。「セブンプレミアム ゴールド」といえば、セブン-イレブンのPBアイテムの中でも最上級クラスのもの。今回、リニューアルされた主力商品4アイテム(ハンバーグ、ビーフシチュー、ビーフカレーは電子レンジ調理可能)の気になるお味を試食してきました!

まずは注目の“肉”系アイテムから!

「セブンプレミアム ゴールド 金の直火焼ハンバーグ」(税込386円)

右側がリニューアル品。見た目の違いはわかりにくいですが、口の中に入れると粒感をより強く感じます。

ブラックアンガス牛100%を使用しているのは従来と同じですが、リニューアルでこだわったのは肉の挽き方。脂身の多い部分は粒感の出るチルド温度帯(-1〜0℃)の肉を機械で押し出して挽き、赤身部分は包丁で千切りにするような処理をするなど、部位に合わせた原料処理をすることで、より肉の味わいを感じる肉粒感にこだわったそうです。パティも従来と比べ10g少ない135gで、女性でも食べやすいサイズに変更されました。

ここでは、新旧のハンバーグを食べ比べしてみました。見た目や肉の柔らかさやジューシーさは変わらないですが、リニューアル品はより肉の粒感が味わえる食感になり、粗挽きハンバーグのような肉粒感が楽しめました。黒トリュフを使ったコクのあるデミグラスソースとの相性も抜群です。

「セブンプレミアム ゴールド 金のビーフシチュー」(税込386円)

「金の食パン」やハードパンに合わせても、ごはんに合わせてもおいしいビーフシチュー。

従来と同じく肉は黒毛牛肉(アンガス種)を使用していますが、赤ワインで漬け込むことでより柔らかく、口の中でとろけるような食感に。デミグラスソースは香味野菜、牛骨を3日間かけて煮込んでいます。しょうゆやみりんなどを加え、日本人になじみのある味わい。比較的濃いめの味に仕上がっており、カレーライスのようにごはんと一緒に食べるのがおすすめです!

みんなの大好物!カレーとパンは……?

「セブンプレミアム ゴールド 金のビーフカレー」(税込386円)

欧風カレーが好きな人なら気に入ること間違いなし!辛すぎないので食べやすく、肉のうま味や玉ねぎの甘みを感じるカレーです。

ビーフのおいしさを活かすために、煮込む前に表面にしっかり焼き目をつけて肉のうま味を閉じ込める下処理を行い、ルーは自然な甘さを出すため、玉ねぎを増量して炒め時間や煮込み時間を変更。ルーと肉のおいしさにこだわりぬいた逸品。黒毛牛肉のうま味や、辛さと同時に甘みも強く感じるカレーで、辛いカレーが苦手な人でもおいしくいただける味になっています。

「セブンプレミアム ゴールド 金の食パン」(2枚入・税込127円/5枚入・税込248円)

トーストにすると外はパリッと中はふわふわに、生で食べるともちふわ感と甘味が味わえて、いろいろな食べ方を試したくなります。

専門店でもなかなかできない特等粉のみを使用し、小麦の中央部分を使用することで雑味のないすっきりとした味に。従来からの低温長時間発酵に加えて湯種により、もっちりとした食感が向上。砂糖の原料となる「粗糖」を使って食べ飽きない甘味も出ています。トーストにしてもおいしいですが、もっちり感やふんわり感、ほんのりとした甘みを味わえるサンドイッチもオススメです。

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ハンバーグ、ビーフシチュー、ビーフカレーの3商品は従来品より12円価格が下がり、おいしさはパワーアップしながら、さらに買い求めやすくなりました。帰宅が遅くなったときなど、夕食の支度にあまり時間をかけられない場合でも、付け合わせやサラダを添えるだけできちんとした夕食が完成する「セブンプレミアム ゴールド」は、働く女子の心強い味方ですね。