「コナモン」とは、お好み焼きやたこ焼き、焼きそばなどの小麦粉ベースによって作られた料理を表す関西弁。確かに関西の人といえば「家に必ずたこ焼き器がある」とか、「ご飯のおかずにお好み焼き」といった、粉もの料理に関するエピソードをよく耳にするものです。そこで今回は「オタフクソース株式会社」が5月7日の「コナモンの日」にちなんで行なった調査結果「地域別・コナモンの日 直前アンケート調査」をご紹介します。

関西人の約6割は家でたこ焼きを焼いている!

まず、日本人は自宅で具体的にどのような粉もの料理を作っているのでしょうか?同調査では、全国と関西、中国・四国地方それぞれで調査しています。やはり関西の人は自宅でたこ焼きを焼くのか?気になる結果は以下の通りです。

全国的には家でたこ焼きよりも、パンケーキを焼く割合が多いことが判明。東京名物の「もんじゃ焼き」は全国的にも家で焼く人はごく少数でした。

全国の統計で一番多かったのは「焼きそば」(64.6%)。続いて「お好み焼き」(59.4%)がきて、3位はなんと「ホットケーキ(パンケーキ)」(41.6%)がランクインしています。しかし関西と中国・四国地方の1位はやはり「お好み焼き」!さらに「たこ焼き」は関西のみが58.7%と突出しています。やはり、関西では多くの人が自宅でたこ焼きを焼いているようです。

お好み焼きを上手にひっくり返すことができる人がモテる理由

粉もの料理に尋常じゃない情熱を持つ関西人。さらに中国・四国地方もお好み焼きを自宅で焼く割合が7割近くなので、主に西日本地域全般にその傾向がありそうです。

とはいえ、自宅でお好み焼きを焼くのは慣れていないとなかなか難しいもの。特に難関なのは、片面が焼けた時に「上手にひっくり返す」ことですが、そのスキルにはやはり差があるものなのでしょうか?

そこで同調査では「お好み焼きを上手にひっくり返せますか?」と全国と関西の人に質問。すると、「できる」「どちらかというとできる」と答えた人の割合は全国で72.2%。一方関西の人の場合は80.9%が該当しているという結果となっています。

確かに上手にひっくり返すスキルは、お好み焼きづくりには不可欠!さらに同調査ではそこから一方踏み込んで、「お好み焼きを上手にひっくり返すスキル」と「モテ度」の相関関係について調べるという斬新な試みを行なっています。方法は「告白されたことはない」人と、「10人以上から告白されたことがある」人ごとに、ひっくり返すスキルを調査するというもの。果たして結果はどうなったのでしょうか?

告白されたことがない人は自分に自信がない傾向にあるので、お好み焼きをひっくり返すスキルのも自信が持てない……という分析もできる気がします。

結果をみたら一目瞭然!なんと「10人以上から告白されたことがある」人は92.5%が上手にひっくり返すことが「できる」「どちらかというとできる」と回答。一方「告白されたことがない」人はその割合が55.1%と大きな差がでているのです。

関西より広島のお好み焼きのほうが、ひっくり返すスキルが必要な気がします。

これは一体どういうことなのでしょうか?お好み焼きをひっくり返すという行為をする人は、少なからずその場を取り仕切っていることが多いように感じます。さらにお好み焼きというのは1人よりも大勢でワイワイ食べるイメージ。つまり大勢でワイワイ何かをするとき、率先してその場をうまく取り仕切ることが「モテ」につながるのかもしれません。

お好み焼きをひっくり返すのはコツさえつかめば誰でもできるもの。みんなでお好み焼きを食べる機会がある人は、ちょっと練習しておくといいかもしれませんね。

【調査概要】
調査主体:オタフクソース株式会社
調査期間:2018年4月16日〜4月17日
調査対象:20歳〜49歳 男女500名