汗ばむ季節はちょっとヘアスタイルを変えて涼しげに演出してみましょう。実際に涼しいだけじゃなく、首もとがすっきり見え、女性らしさがアップします。そんな男性からの好感度が上がる「ねじってサイドに寄せるだけ」の簡単ヘアアレンジを、ヘアメイクアップアーティストの高松由佳さんに教えてもらいました。

写真・大嶋千尋 ヘアメイク・高松由佳 文・三谷真美

3分でできる「サイドねじり」とは?

暖かくなる季節にもっさりヘアはNG! 不器用さんや髪がかたい、多いなどでお悩みの方でも、ねじって片側に寄せるだけで爽やかモテ女子になれます。たった3分でできる簡単ヘアアレンジをマスターしましょう。

サイドねじりの作り方

1:左右どちらか好きなほうの、こめかみから襟足にむかって斜めに髪をブロッキングする。耳上の髪は残すのがポイント。髪の毛量が多い人は、残す髪(写真だと左側の髪)を多めにすると、あとで髪を巻きつけやすい。

2:今回は左側の髪をねじっていきます。残しておいた耳上の髪を上方向にねじる。髪の毛束の中間くらいまでねじっておいて。

3:編み込みの要領で、耳後ろの髪を上方向にねじりながら2の髪に巻き込む。少しずつ足していくとねじり部分が強調されて華やかになる。

4:左側の髪をすべてねじったらゴムで固定する。ゴムでとめることで、崩れにくくなる。

5:ねじっていない髪に4を巻きつけ(a)、ゴム部分を髪の根もとにピンで固定する(b)。ねじらないほうの毛束はあえて結ばずにゆるさを出すのが今っぽい。短い髪が出てきちゃう人は、ヘアクリップや飾りピンで隠して。

6:巻きつけた部分をおさえながら、後頭部が丸く見えるように髪を少し引き出してラフに仕上げましょう。

ねじって巻きつけるだけだから簡単

二つにブロッキングして片方をねじって巻きつけるだけ。髪が短めな人や毛量が多い人は、ねじる側の髪を多くすると、巻きつけやすいです。左右どちらに寄せてもOKだから、得意なほうを見つけてください。

ヘアメイクアップアーティスト 高松由佳さん。ヘアメイクアップアーティスト・山本浩未さんに3年間師事した後、独立。anan本誌を初めとする数々の美容・ファッション誌にて活躍。なりたい自分になるメイクを紹介した『メイク大全』を監修(2018年3月、成美堂出版より発売)。

モデル三谷真美