渋谷のランチグランプリ!優良店も発掘。渋谷のランチ ランキング ベスト5!
渋谷でも働く人が多く集まる宮益坂、並木橋エリアを中心にランチ実施店を大捜査。若者が多いこともあってか、お肉をガッツリ食べられるお店が多数。そして、他エリアに比べても平均価格が高めの地で、肉はもちろん、魚や野菜をしっかり食べられる優良店を発掘しました。
肉メシ全盛の渋谷ながら魚や野菜の優良店も発見!
第1位 魚料理 のじま
この場所で創業110年!厳選魚のボリュームランチ
鮮魚店として創業し、1989年に現在のこの料理店を併設。モットーは冷凍物や養殖物を使わないこと。そして毎朝築地へ直接足を運び、受け継がれた目利きで厳選した魚を提供することだ。 魚、小鉢類、味噌汁の内容は日替わり。魚を知り尽くした店主により、素材それぞれが持つ旨みや甘み、香りを引き出す、刺身、焼き、煮付け、丼を用意。近年は若い女性客も増加しているが、支持者の多くは男性だ。その理由は、高いコスパと定評のある盛りの良さ。毎日来る常連客も多いのだとか。人気の丼は採算度外視の1日約15食限定のサービスメニューなので、早い日には12時過ぎに売り切れることもある。
写真:天然ぶり丼 1050円(味噌汁、浅漬け、小鉢2品付き)
脂のりの良いブリは大きくカットし、ワサビ醬油で軽く漬けにして旨みを凝縮。15切れほどがドーンと盛り付けられる。ボリュームたっぷりだが、ご飯の上に敷き詰められたゴマ、ノリ、青ネギの香り・食感とともに、ペロリと食べられるはず。ゴマは店で生から煎っている。
[店舗情報]
開店から続々と客が入り、12時前にはほぼ満席。ご飯と味噌汁はお替わり自由で、卓上には2種類のふりかけが用意されている。提供時間の短さも魅力だ。
出典: https://matomeshi.jp/articles/3399写真:魚料理 のじまの店内
第2位 渋三 吉成 明治通り店
組み合わせは多種多様!約30種類の豊富な品揃え
「選べる定食」は約30種類の日替わりメニューからふたつを選択。刺身と焼き魚は2種盛りなので、よりいろいろなものが食べられる。料理は数が限られ、早い者勝ちで売り切れるので要注意。一番人気の豚角煮は柔らかく煮込まれ、箸で切れるほど。こっくりとした脂の旨みと、ザラメを使ってすっきりと仕上げられた甘みがやみつきに。これからの季節は、すき焼き風や水炊きなどの小鍋もランチで登場する予定。
出典: https://matomeshi.jp/articles/3400写真:選べる定食【カツオと天然ヒラメ、豚角煮】(ご飯、味噌汁、小鉢、漬物付き)1100円
魚は入荷により日替わり。この日のカツオと天然ヒラメは、これでひとつのメニュー。社長が精選した米を使ったご飯は、回転の良さもあり常に炊きたてを提供。イリコでダシをとった味噌汁はホッとする味わい。
魚は毎日築地から直送される
[店舗情報]
あれこれ食べたい人に最適。12時前には満席になるが回転が早いので、いつの間にか着席できることもあるはず。卓上のお茶が静岡茶なのも好印象だ。
出典: https://matomeshi.jp/articles/3400写真:渋三 吉成 明治通り店の店内
第3位 GABURI SHARE(ガブリ シェア)
赤身肉を豪快に噛み締めて、肉好きも大満足間違いなし!
老舗肉問屋が営むフレンチビストロ。培ってきた信頼関係と厳しい目利きを発揮し、産地や銘柄にこだわらず、厳選した肉を提供するため、高いコスパを誇る。店名を冠したランチステーキは、赤身肉の旨みを堪能できるランプを使用。焼き加減にもこだわり、その柔らかさに驚くだろう。ソースは醤油ベースで、ソテードオニオンの甘みと少しのニンニクでコクを出す。肉とご飯の無限ループが完成する美味しさだ。
出典: https://matomeshi.jp/articles/3401写真:ガブリランチステーキ150g 1188円(サラダバー、スープ、ライス〈お替わり自由〉付き)セットドリンク108円 ※土・日・祝はサービス
細かくグラム分けされているので、ガッツリ派も満足できるはず。
サラダ、スープは日替わり。ドレッシング3種類もすべて手作り
[店舗情報]
駅前に位置することもあり、客足はあまり途切れない。サラダバーの横にはコンソメスープも並ぶ。ご飯のお替わりも自由で、たらふく食べたいときに最高!
出典: https://matomeshi.jp/articles/3401写真:GABURI SHAREの店内
第4位 Neobistro SYNAPSE(ネオビストロ シナプス)
目を見張るほどの山盛り野菜体が喜ぶヘルシーランチ
高い満足度を得られる「ワンプレートランチ」は、無農薬のものを中心に12種類以上の野菜を使用。野菜は信頼する八百屋から入荷し、それらを使ったスープやドレッシング、ピューレ状のソースの他、自家製パンは日替わり。スパニッシュオムレツ、旨みをしっとりまとう鶏ムネ肉の香草ハムなどがのる。「本日のシナプスランチ」は常連客の要望で、ディナーメニューを彷彿させるものにリニューアルされた。
出典: https://matomeshi.jp/articles/3402写真:シナプスワンプレート1300円(季節のスープ、珈琲付き)
大根は赤ワインビネガー、紫キャベツには三杯酢を用いるなど、すべての味付けを変え、飽きずに食べられる仕掛けが施されている。
美味しさを引き出す基本のソース
[店舗情報]
素材の味わいを引き出す料理に感服。季節野菜のスープもしみじみ美味。13時以降は比較的落ち着くこともあるので、ゆったりくつろげる。
出典: https://matomeshi.jp/articles/3402写真:Neobistro SYNAPSEの店内
第5位 鶏味座屋台 渋谷店
素材の組み合わせに技ありのひと捻りされた満腹丼
一番人気の親子丼の鶏肉は、備長炭で炙った濃い味わいが特徴のさつま若しゃも。カツオやサバ、アゴなどでとったダシを利かせた甘めの割り下を使った逸品だ。それにスパイシーなキーマカレーを合わせた丼は、シャリっとした食感のレタスやピリッと辛い島唐辛子を合わせるなど、口内調理の妙が楽しめる。「ジビエ定食」は、カモやイノシシ、シカなどのスジ煮込みから様々な素材の旨みがにじみ出ている。
出典: https://matomeshi.jp/articles/3403写真:キーマカレー親子丼1300円(味噌汁またはスープ、漬物付き)
島唐辛子の醤油漬けが両者をつなぐ立役者。
備長炭で香り高く焼きあげられる
[店舗情報]
ご飯の大盛り無料。13時以降は比較的落ち着く時もあり、「楽しくて美味しい店」づくりを目指す店長の軽妙なトークが炸裂する。季節限定メニューも注目。
出典: https://matomeshi.jp/articles/3403写真:鶏味座屋台渋谷店の店内
約20軒を巡って感じた渋谷のランチとは!?
少し値は張るが、価値は十分!
担当したのは、編集・戎氏とライター市村(以下、市)。ビジネスマンが多いエリアを調査対象としました。
戎「肉の店が多いなか、魚料理の店が1位・2位だったことに驚きました」
市「ランチなので、味はもちろん、ボリューム感とコスパの高さ、提供の早さなどを重視しました。『魚料理 のじま』はさすが老舗と唸るレベルの魚の刺身や塩焼きはもちろん、煮付けや味噌汁なども美味しくて。秘密を聞いたら、『いっぺんにたくさん仕込んでいるから出るダシの量が違う』って。 そりゃ、旨みも深いよねと納得しました」
戎「『のじま』をはじめ、『渋三 吉成』、『Neobistro SYNAPSE』は手作りで丁寧に作られている味の良さはもちろんですが、様々な食材が日替わりで使われているところも魅力的でした」
市「『渋三 吉成』では何を食べるか、かなり熟考しました。合わせて30種類以上あるんですよ! 魚も刺身と焼きなどがあって、お肉も種類豊富。追加を払ってでも1品足したいと嘆願するレベルです」
戎「市村さんは、野菜も好物ですしね」
市「『SYNAPSE』は、のっている野菜の一つひとつがさまざまな味付けで発見があって美味しいんですよ。野菜などをピューレ状にした3種のソースなど、食べていても楽しかったです。ボリュームにビックリしましたが、男性でも満足できる量でしょうし、サラダメインだから罪悪感がないのでペロリと食べちゃいました」
戎「小鉢や漬物などの副菜が充実しているお店も多かったですよね」
市「G A B U R I S H A R E 』『や『SYNAPSE』はたまらなかった。バランスの良い食事って大切ですもの」
戎「『鶏味座屋台』の店長さんはいろいろ話してくれて、楽しかったですね。時間が限られたランチで、何を楽しむのか。発見が多い調査でした」
渋谷 宮益坂、並木橋ランチMAP
● 第1位 魚料理 のじま
● 第2位 渋三 吉成 明治通り店
● 第3位 GABURI SHARE(ガブリ シェア)
● 第4位 Neobistro SYNAPSE(ネオビストロ シナプス)
● 第5位 鶏味座屋台 渋谷店