ガラタサライでプレイする長友 photo/Getty Images

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ワールドカップが迫っている冬に移籍の判断を下すのは大きなリスクもあるが、ガラタサライに向かった日本代表DF長友佑都の選択は大正解だったと言えるのではないか。インテル愛を貫いてきた長友にとって移籍は厳しい判断だったはずだが、ここまではその判断が良い結果に繋がっていると言える。

トルコ『Fanatik』も長友が左サイドバックの問題を解決したと称え、特にアシストを決めた4月30日のベジクタシュ戦など今週は最も重要なパフォーマンスを披露している1人と捉えられている。すでにトルコのシュペル・リーグでは3アシストを記録しており、インテルに在籍していた頃よりも攻撃で存在感を発揮する機会は確実に増えている。

またチームが優勝争いをリードしていることも大きく、現在ガラタサライは勝ち点69を稼いで首位だ。2位のフェネルバフチェとは勝ち点差が3開いており、残り2試合を勝利で終えればガラタサライの優勝が決まる。セリエAに比べれば少しリーグの質は落ちるが、それでも優勝争いの緊張感を味わえるのは大きい。ワールドカップ前に貴重な経験を積むことができているのではないか。

日本代表は土壇場での監督交代もあって最終メンバーが予想しにくくなっているが、サイドバックは右の酒井宏樹、左の長友で固定されている。酒井も今季はヨーロッパリーグでファイナルまで駒を進めるなどマルセイユで最高のシーズンを過ごしており、長友とともにサイドバックは日本のストロングポイントとなるはずだ。

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