松山英樹、新ドライバーの手ごたえはいかに?(撮影:GettyImages)

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<ウェルズ・ファーゴ選手権 最終日◇6日◇クエール・ホローC(7,554ヤード・パー71)>

松山英樹のギア変更は正解なのか。米国男子ツアー「ウェルズ・ファーゴ選手権」の3日目。松山英樹は3バーディ・4ボギーの「72」と1つスコアを落とし、70位タイまでが進める最終日へ進出ができなかった。結果だけ見ると不発にも見えるが、実際はどうなのか? 3日間における松山のギア動静を振り返る。

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この試合から大幅な使用ギアの変更を行った。顕著なのが、2016年10月から使用し続けてきたキャロウェイ『GBB』ドライバーを、テーラーメイド『M3 440』に変更したこと(シャフトは変更せず)。その影響なのか、初日は3つのダボを叩き、フェアウェイキープ率は28.57%と周囲に不安を抱かせたが、全体に飛び過ぎる影響から、初日を終えてこうも語っていた。

「(飛び過ぎが多く)ちょっとした誤差がなんなのか、どこが原因なのか分からない。スイングをいじっている影響なのか、クラブの影響なのか。それは全然答えが出ないと思うけど。明日もやってみて合わせられたら僕が悪いということなんで。(マスターズ後にスイング修正に取り組み)良い感じで打てているんですけどね。ドライバーもフェアウェイには行かなかったけど、感触は悪くないんで。最後のほうは良かった」

2日目後半には怒涛の追い上げを見せ、本人も諦めていたが、奇跡的な予選通過に成功。この日は初日終了後に語っていたとおり平均331.9ヤード、フェアウェイキープ率も64.29%とドライバーで復調を見せたが、7番ホールのOBもあり、このように語っていた。

「(2日目を終え)アイアンが良い感じで打てているので、あとはドライバーとショートゲームを生かせるか。スコアを作るための鍵となるので、もっともっと磨かないといけない。(7番のOBは)朝から右に出ていたので、低めの球でフェアウェイキープしたいと思ったが、スイングのミスもあるけど、あそこまで曲がってしまうんだなと。ドライバーを変えて、ちょっとしたスイングのずれと感覚のずれでああいう結果になると分かった。でも、その後のショットも良かったし、そこは収穫」

冒頭のとおり、3日目はパッティングの不調が響き、スコア的には不発。だが、ドライバーに関しては「ミスらしいミスは18番くらい。その日その日の悪い状態はあるけど、ある程度の幅で収められてますし、これかなというのがだいぶ見つかってきている」と手応えを口にした。3日目は平均320.6ヤード、フェアウェイキープ率も71.42%と、日に日に安定感が増していた。

スイング修正と新ドライバーでさまざまなトライ&エラーを行いながら、3日間の平均飛距離は325.1ヤード。今季は左手親指のケガもあり、ここまで昨季(303.3ヤード、26位)ほどの結果が出ていなかったが、この試合までのドライビングディスタンス95位から62位(299.7ヤード)と、一気に33人を抜き去った。

今週は第5のメジャーと呼ばれる「ザ・プレーヤーズ選手権」。左手親指のケガが癒え、スコアの課題にしていた「ドライバー」は、わずか3日間で本人の口から語られなくなりつつある。「はまる」感覚と、ツアートップクラスの飛距離を手中にしつつあるのだ。もちろん、スコアにはすべてが「はまる」必要があるだろうが、少なくともドライバーだけは“大化け”の兆しが漂っている。(文・長岡幹朗)

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