人気フラワーデザイナーが教えてくれた!
素敵にお花を生けて、ワンランクおしゃれなインテリア空間に!

お花が美しいこの季節、素敵にお花を生けて住空間をワンランクおしゃれにしませんか?花器選びから生け方、さらには空間演出まで、フラワーデザイナー・市村美佳子さんが教えてくれました。

Point1.花器を選ぶコツ

「お花あしらいが初めての方こそ、力のある個性的な花器を選んでほしいのです」とフラワーデザイナーの市村美佳子さん。器の形や色にインパクトがあれば、たとえお花が1本でも全体のバランスが取れる。器の存在感が多数の花も種々も、花々のミックスも堂々受け止め、空間をまとめてくれる。器に力があれば、生ける人の技術を問わず、たった一つの器でも、どんな花もいきいきと存在感のあるものに。
「初心者だからと、シンプルで癖のない器を選びがちですが、その方がよっぽど難しいんです」

Point2.個性的な花器さえあれば

【 1 本でも 】

デンマークのアンティークのジャグに生けた1本のチューリップ。取っ手付きの形がすでに立体感を醸すので、1本でも温かな表情に。花を心持ち手前に向かってくるように生けると自然にまとまる。

【 同じ花を複数生ける 】

ジャグの形がかしこまらないので、複数の花も肩の力を抜いて気楽に生けよう。花が一列に並ばぬよう、縦横バラバラになるように生ける。花が伸び伸びするように心がけてあげることがポイント。

【 様々な花を生ける 】

カラフルな5種の花のミックスも気負わず、自然に。アスターやアネモネに混ぜた水仙の黄色がポイント。カラーをミックスするとき、白い花を入れると難しくなるが、黄色は全体をまとめてくれる。

Point3.部屋の一部に壁紙を

インテリアの世界でクラシックな壁紙が脚光を浴びています。花柄の壁紙を部屋の一部に配し、前面にフレッシュな花を生けるちょっと重厚なあしらい。サイドに植物学や博物誌の古書やレトロな小物をプラスして、オリエンタルな雰囲気を彷彿させれば、今らしく、さらに新鮮だ。

市村美佳子

オフィスの生け込みからイベント、広告にオーガニックな花を提案する〈緑の居場所デザイン〉とヴィンテージ布でエプロンを作る〈エプロン商会〉を主宰。www.midorinoibasho.jp

(Hanako1152号掲載/photo : Kenya Abe styling : Chizu text : Chiyo Sagae flower : Mikako Ichimura)