30代以上は教えてもらえることが少なくなります。「こうやった方がいいよ」ということだけではなく、「もう手遅れだよ」「ヤバいから危機感を持って焦って」ということはなおさら教えてもらえません。

「出会いがない」「いい男がいない」と思っている方は自分のことを「普通」だと思っていませんか?果たしてそうなのでしょうか?

30代のブスに誰もブスとは指摘しない

かつて、私も「出会いがない」「いい男がいない」「普通レベルの人でいいのに」と思っていました。その頃の写真はほぼありません。写真を撮られるのが嫌だったからです。

自分はとても写真写りが悪いと思っていましたが、振り返れば、写真は真実を写していたのです。

髪の毛ボサボサ、顔はテカテカ、服もヨレヨレ……。目が肥えていないので、キチンとしている人と自分の違いを、具体的にどこがダメか認識できないのです。「ちゃんとお風呂に入り、洗濯した服を着ているから清潔感はある」と勘違いしていました。

そしてだれもブスにブスとは指摘しません。せいぜい「もう少し華やかにすれば」や、「お化粧するとキレイになると思うよ」程度でしょう。これは遠回しに「身なりを直そう」と言われていたはずなのに、ピンと来ていませんでした。

それからさまざまなことがあり、数年後に自分が恋愛・婚活の相談を受ける仕事をするようになりました。ご相談に来られる手抜き気味の方々は、かつての私のようにみなさんご自分を「美人とは思っていないけれど普通でしょ」ぐらいに評価しています。

普通とは、偏差値をつけるならば50ぐらい。実際は、女としての偏差値があるならば40ぐらいでしょう。そして、自分の相手として男性には偏差値50以上を求める。高望みですよね。でも、自分が偏差値が低いと気付かなければ、無謀な高望みを続けて時間を無駄遣いするのです。

普通の女性は30歳で結婚している

2015年の厚生労働省「人口動態統計」によると結婚平均年齢は女性29.4歳、男性31.1歳です。やや遅い東京でも女性30.5歳、男性32.4歳。

別に多数派になろうというわけではありません。あまり呑気に「大丈夫」と楽観的すぎると危険だと言いたいんです。

30代は差が開きます。

ある方が、共通の趣味を通して出会う趣旨の婚活イベントに参加した経験を教えてくれました。
「趣味と言いつつ、一番モテていたのはそんなにその趣味に詳しくない若くてかわいい女の子でした」と。

同年代の独身男性は、20代女性をターゲットにしているのです。

普通以下の女性は3タイプ

普通以下の女性は「女にカウントされていない」か「大人にカウントされていない」、あるいは両方です。

「女にカウントされていない」タイプは、手抜きに無自覚なものの、仕事はちゃんとしている女未満のオス化した女性が多いです。このタイプは、自覚さえ持てば外見を変えるのは1〜2か月で何とかなります。

問題は「大人にカウントされていないタイプ」の女性達。

ある女性は「親がいいっていうから」と進路を決め、お店で「いいよ」と勧められると断れずに買ってしまい、自分の頭で考えて自分の責任で決断したことが殆どありませんでした。誰かに決めてもらいたがるのです。周りの顔色をうかがい、他人の承認に依存していました。「どんな男性がいい?」という答えが自分では分からないのです。

ある方はおしゃれも好きでカワイイものの、彼氏から「結婚は考えられない」と言われていました。仕事は非正規雇用で趣味娯楽に散財。貯金はなく、カードローンもありました。彼女ならいいけれども、家計を共にするパートナーとしては信頼に値しなかったのでしょう。

周りより10年以上幼いタイプは、これから取り戻すのは少々時間がかかるのです。

非正規雇用の女性は婚活も就活も同時並行で

横浜市男女共同参画推進協会がインターネットで260人を対象に行なった調査によると、35〜44歳の独身女性は4割が非正規雇用。非正規雇用独身女性の7割は年収250万円以下だそうです。

結婚できる可能性よりも、老後にホームレスや孤独死の可能性の方が高いかもしれません。

30代で非正規の理由はいろいろあると思いますが、ご相談に来られる方の声を聞くと、

「結婚して仕事は辞めるかもしれないから、キャリアとか別に自分には関係ないと思っていた」「派遣やりながら婚活しようと思っていたら5年たっていた」など。

そういう昭和の常識は捨てましょう。

婚活の場には、同年代で20代は仕事で恋愛どころじゃなかった看護師、公務員、キャリアウーマンも多い。キャリアがあれば結婚できるわけではないけれど、非正規雇用の女性は婚活でも不利なのです。

自己紹介で「派遣社員です」「今は派遣だけれど正社員転職目指して転職活動もしています」ではまったく印象が違うでしょう。婚活と同時並行で、むしろやや優先して就活をして生活を安定させてください。

自分に寄ってくる男性が同じレベル

「婚活パーティーに行ったけれどとても付き合いたいとは思えない男性しかいなかった」「婚活サイトに登録したら『いいね』をくれたのは50代でした」「合コンで連絡先を聞いてきたのはフリーターでした」「結婚相談所に登録したら紹介されるのはヤバい人だけでした」

でもね、それがあなたと同じレベルでしょう。そういう同レベルと結婚しろとは言わないけれど、まずは試しに会ってみながらいいところを探してみては?

男性と話す練習もしておかないと、いざ本命の好きな人ができた時に緊張してしまいます。

中には、こうして同レベルの男性の中から磨けば光る原石を見つけて結婚した方もいます。「外見がダサイ」程度なら、お付き合いしてから改造すればマシにはなるんですから。

30代は差が開く。40代での逆転はほぼない

40代から輝く人っているのかもしれません。オアシスの大久保佳代子さんは40代から売れっ子になりましたが、30代のころからテレビで拝見する知名度がある方でした。よりいっそう活躍しているだけで、30代のころからそこそこご活躍されているのです。

ボーっと30代を過ごして、仕事も私生活もイマイチな人が40代になってから逆転するなんてことはありません!30代はぐんぐん差が開く時です。周りを羨んでいる時間はムダ!平等にある時間は成長に使いましょう。

20代と比べたら若くはないけれど、平均寿命87歳時代ならまだ前半。つぼみのまま枯れないで。いつ咲くのですか?

30代で仕事のキャリアを積まなければ、誰からも振り向いてもらえない40代がやってきますよ!

参考 https://style.nikkei.com/article/DGXMZO06162820X10C16A8TY5000


 恋愛・婚活の賢人菊乃

出会いがない女性向けの恋愛婚活コンサルタント。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活ブログが人気になり2011年に出版独立。著書は「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。具体的で分かりやすいアドバイスは何からやったらいいか分からない方に好評。
ブログは今も毎日更新。https://ameblo.jp/koakuma-mt/  山形県出身、静岡大学卒。