Magnificent View #1393
カーン川(ラオス)


(C)Jochen Schlenker / Masterfile / amanaimages

 世界遺産に登録されているラオス北部の古都ルアンパバンは、東西約2キロ、南北約1キロほどの小さな街。メコン川の美しい夕景が有名だが、その反対側に流れる支流、カーン川もなかなかの絶景だ。

 11月頃、乾季になり川の水量が減ると、ここに竹製の橋が架かる。雨季が明けるとともに始まる橋の製作は、街の風物詩だ。村人が作るこの橋の通行料は片道約100円。この代金は修繕費に使われるという。

 ちなみに、竹橋が架かっていない雨季は、対岸に行くには大回りする必要がある。この橋は地元の人にとって、とても便利な存在なのだ。

 手作りとはいえ、精巧にできていて完成度は高い。川沿いに広がる山の緑を眺めながら歩くのが気持ちよく、ツーリストたちの散策コースにもなっている。

文=芹澤和美