『週刊女性』オリジナル、ジャニーズマッピング

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 今年で早3回目を迎える『好きなジャニーズ・嫌いなジャニーズ』ランキング。それぞれのランキングは出そろったが、ひとえに“嫌われている人”といっても、そこには別の意味も含まれていた。

「要はそれだけ票数が集まる人、求心力がある人ということ。言い換えれば、注目度がそれだけ高い人ということです。世の中の期待の裏返しということもありますから」(芸能ジャーナリストの佐々木博之氏)

 そのタレントが視聴者にプラスだろうとマイナスだろうと、なにかしらの感情を抱かせているということは、人の目に触れ爪痕を残しているということなのだ。

 そこで、今回のアンケートで票数の多い人・少ない人、“好き”の回答数が多かった人・“嫌い”の回答数が多かった人をマッピングして分析してみた。

 この図では大きく4グループにジャニタレを分けることができる。図の右上に位置するのは、得票数が多く“好き”の回答数も多い(1)人気安泰ゾーン。

嫌い1位の小山は「悪目立ちゾーン」

「知名度も好感度も高い、いわゆる“正統派アイドル”グループ。二股交際報道があった松本潤さんのように、スキャンダルがあったとしても、それがかすむほどの人気を保っていられる人たちです。コンスタントなテレビ出演や、ちゃんとしたファンサービスで、アイドルファンの入り口となりやすい人たちですね」(同・佐々木氏)

 たしかに、このゾーンに位置する人たちは、全員の名前と顔が一致する人が多いのではないだろうか。

 次に、得票数は少ないものの“好き”の回答数が多い(2)少数精鋭ファンゾーン。

「いわゆる、ホストでいう“太客”を持っている人たちですね。特定のファンをしっかりつかみ、ファン以外の人からも嫌われる要素がなく、どちらかというと好印象の人たちです。KinKi Kidsの2人がここにいるのは、とても納得。お互い違う魅力ですが、キラリと輝くものがありますよね」(同・佐々木氏)

 ここからは、“嫌い”の票数が多かった人たち。今回、“嫌い”1位だった小山は全体でも1番の得票数を誇っているが、圧倒的に嫌いの票数が多かった。得票数が高く、“嫌い”が多い、(3)悪目立ちゾーンだ。

「小山さん、手越祐也さん、伊野尾慧さんは、スキャンダルのにおいがする人たち。木村拓哉さんもSMAP騒動で悪役のように報道されたため、尾を引いているのでしょう。ここに位置する人たちは、間違いなく知名度はありますから、好印象に持っていくことができれば、(1)に移動できる可能性はあります」(同・佐々木氏)

 最後に、得票数が少なく“嫌い”が多い(4)無関心ゾーン。世間が無関心なうえ、好きな人より嫌いな人が多いということになる。

「中島健人さんのような若手は問題ありませんが、キャリアがあってこの位置にいる人は正念場ではないでしょうか。興味を持たれていないうえに、嫌われているのですから……」(同・佐々木氏)

 表を見ると、ジャニーズの長男であるマッチがこのゾーンに……。

 まずは1人でも多くの人に興味を持ってもらうことが、至上命題なのかも。