以前から毎週キヌアを買っている方も、これから初めて買うという方も、ちょっと待って! ちょっと変わった名前だけれど、おいしい小さな雑穀「キヌア」。買う前に知っておきたい重要な情報をご紹介します。

色は好きなものを選ぶ

白、赤、黒? 何色のキヌアを選べばいいの? 「どれも栄養的にはほとんど同じです。なので、自分が好きなものを選んで」と有限会社Nutrition Starring Youのオーナーで、登録栄養士のローレン・ハリス・ピンカスさん。白いキヌアは一番苦味が少なめ。赤いキヌアと黒いキヌアは噛みごたえがあるので、サラダなどの冷たい料理におすすめです。

洗浄済みのキヌアを買えば、手間いらず

生のキヌアの表面は、天然防虫剤の役割を果たすサポニンで覆われています(自然の摂理ってすごい!)。サポニンは食べても害はありませんが、とても苦いので、せっかく用意したキヌアを丸ごと捨てることになってしまうかも。もちろん、食べる前にキヌアを水で洗えば、サポニンを除去できます。でも、細かいキヌアをこぼさず洗えるザルは少ないかも。手間を考えると、洗浄済みのキヌアを買うのがよさそう。簡単に手に入り(ラベルに洗浄済みと記載されています)、価格もほとんど変わりません。

グルテンフリーを選ぶなら、ラベルをダブルチェック

キヌアはグルテンフリーの雑穀といわれ、ほとんどの場合そうです。でも、『アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション』誌によれば、ある研究で15種類のキヌアを調べたところ、うち2種類にグルテンが含まれていたとのこと。スーパーにあるキヌアはだいたいグルテンフリーですが、セリアック病やグルテン不耐性の方は、念のためダブルチェックした方がよさそう。買う前に、そのキヌアがグルテンフリー認証されているかしっかり確認して。

オーガニックや非遺伝子組み換えにこだわりすぎない

お金を使うなら、オーガニックアップルや草のみを食べて育った牛に。キヌアにはもともと、嫌な味のサポニンが含まれるため、農家で殺虫剤をたくさんまく必要はありません。「完全なオーガニックフードにこだわっているのでなければ、オーガニックフードのための予算をキヌアに使う必要はないかも」とハリス・ピンカスさん。また、キヌアは遺伝子操作をしていない雑穀のため、生のキヌアはどれも非遺伝子組み換えです。

南アメリカ産だからといって気にしないで

数年前、アメリカでキヌアが大流行となり、南アメリカの農家では生産が追いつかず、自分たちが食べる分まで不足している、というニュースがありました(世界のキヌアの多くがペルーとボリビアで生産されています)。幸いにも、実際は違うよう。NPRによれば、キヌア農家は主食のキヌアを食べ続けていて、キヌアを売ることで大金を得ているんだとか(さらに、アメリカ中でレストランもオープンしているよう)。

自由に他のものと混ぜてみて

キヌアは身体にとてもよいということは、ご存知の通り。だから毎日キヌアを食べるのはもちろんいいんですが、他の複合炭水化物も摂ってみて。「私は、さまざまな全粒穀物を食事に取り入れるのがいいと考えます。それぞれ栄養的側面が異なるからです」とハリス・ピンカスさん(一方、ヴィーガンはキヌアを主食にするのもおすすめ。完全タンパク質の全粒穀物はキヌアだけ)。ぜひ玄米&キビボウルも試してみては?

最高品質のキヌアをご紹介。まだどんなキヌアを選べばいいか迷っている? おすすめのブランドは、「エンシェントハーベスト(Ancient Harvest) 」、「ボブズレッドミル(Bob's Red Mill)」、「アローヘッドミルズ(Arrowhead Mills)。

Marygrace Taylor/6 Things You Need to Know before Buying Quinoa

訳/Seina Ozawa