愛妻弁当を捨てる男たち、その言い分に夫婦の闇が見え隠れ…

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<みきーるの女子マインド学>

 いつだったか、とあるオフィスの給湯室で、立ったままお弁当を食べている男性を見かけました。

「なぜこんなところで?」といぶかしく思いましたが、次の瞬間、わが目を疑いました。

 この男性、まだほんの1〜2口しか箸をつけていないお弁当を、ゴミ箱にぶちまけたのです。ええええ!?

 私に気づいた彼はバツが悪そうに、「いや、すみません、嫁がメシマズなんですよ……」と言いました。

 メシマズ、つまり奥様のお料理がまずいので、「儀礼的に少しだけ口をつけて、毎日捨てている」のだそうです。ええええ……!

◆愛妻弁当を捨てる男たち…“捨て弁男子”の闇を見た!

 この「愛妻弁当を捨てる男性」の存在はかなり衝撃的だったのですが、実はこうした“捨て弁男子”って、けっこういることがわかりました。

 彼らはなぜ、幸せの象徴ともいうべき愛妻弁当を捨てるのでしょうか? その理由を調べてみました。

◆妻の“自己満弁当”がイヤ

「自分は、のり弁にから揚げとか、ボリュームがあって食べやすい弁当が好きなんですが……。妻が作るのは、見た目も内容もインスタ映えを意識したもので疲れます。

 子供じゃないのにちまちました飾りがついてたり、高いバルサミコ酢だのオーガニック飼料で育てた豚の肉とか、うまいんだかまずいんだかよくわからなくて、いやになってしまいました」(ヒロタカさん・38歳)

◆アツアツのランチを外で食べたい

「もともと、弁当ってものがあまり好きではないんです。午前中がんばって働いたのだから、ランチくらいはアツアツのご飯をかきこみたい。それに、弁当にしなくてもいいくらい稼いでいる自負もあります。

 そう言っても妻は“外食は身体に悪い”とわかってくれず……。こじらせてケンカになるくらいなら、食べたふりして捨てることにしたんです」(ユウキさん・36歳)

◆料理を作りすぎる妻への抵抗

「自分が一汁一菜の家庭で育ったせいもありますが、おかずはそんなに多くなくていいんです。

 でも、うちの妻は毎日5品も6品もこじゃれた料理を作って、結局食べきれない。あげく、余った料理を弁当にして、毎日“せっかく作ったんだから、200円で買って”とかいって僕に売るんです。めんどくさいので言うとおりにしていますが、食べる気なんておこらなくて」(ケンジさん・35歳)

◆お弁当を品数多く毎日作ることを“美徳”と思い込むと危険かも…

 どうやら、お弁当を作る、それも品数多く毎日作るということが美徳のように思われていて、妻の思いと夫の言い分が食い違い、「もめないために、お弁当を捨てる=食べたフリをしている」男性が多いようです。

 女性側の「お弁当を作ってあげてるんだから、喜んでくれて当然!」というおごりも、一因となっているような気がします。

 もちろん、「妻のお弁当が活力のもと!」という男性もたくさんいるはず。けれど、こっそり“捨て弁男子”をやっている人たちの存在も無視しないほうがよさそうです。

 幸せな“お弁当ライフ”のためにも、「お弁当を作る回数、どう思ってる? 食べたいおかずはない?」などと、水を向けてみるといいかもです。

 回数も、メニューも、おたがいハッピーになれるバランスが見つかるといいですね。

<TEXT/みきーる>
【みきーる】著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru。公式ブログ『ジャニヲタ刑事!』