言いたいことを伝えるための「声」の出し方とは?

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 人前でのスピーチや友人・同僚・家族との対話の際、なんとなく話していて「なかなか自分の言いたいことが伝わらない」と、はがゆい思いをしている人はいませんか。そんなときに見直したいことの一つに、「声」があります。

 声を意識するということは、ボリュームだけでなく、声の高さ・低さ・速さ、変化の度合いや回数など、さまざまな工夫が考えられます。つまり、「声の音量や抑揚をコントロールする」ことなのです。スピーチコンサルタントで長崎大学准教授の矢野香さんによると、自分の声を意識化して「見える化」すると、伝わりやすくなるといいます。また、テレビなどでスピーチをしているプロの映像などを見て、その声を見える化してみるのもいいそうです。

 例えば、一つ一つの言葉の音に耳を傾けて、「この言葉はゆっくり話している」「声を意識的に大きくしている」などの変化を読み取るのだといいます。それを分析し、楽譜のようなイメージで覚えるのがいいのだそうですよ。

 夢実現プロデューサーである山崎拓巳さんの著書「さりげなく人を動かす スゴイ! 話し方」(かんき出版刊)では、声色を変えるテクニックが分かります。声色は、喉の奥や口先など、重きを置く場所によって変わるのだとか。また、吐き出す息の量と音になる割合を調整することでも、さまざまな声の色をつくることができるのだそうです。

 より人に伝わるのはどんな声なのか、自分の声を分析して、相手に伝わる「声」を手に入れるための努力を始めたいですね。