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骨粗しょう症はシニア世代の問題で当面は心配する必要はない、と思うかもしれません。確かに大腿骨頸部、脊柱、前腕の骨折は65歳以上に起きるものですが、後にひびいてくるような(もしくは致命的な)そうした骨折の原因はもっと早くから忍び寄っているのです。言い換えれば、行動するなら今。骨折が起きてからでは遅いのです。

だれもが骨を強くするために取り組むべきですが、とりわけ注意しなければいけない人々も。もし母親や祖母が骨粗しょう症に苦しんでいたり、骨の長さが縮まっていたり、高齢になると猫背になっていたりしたらあなたの骨もとてももろいと考えましょう。

ただし用心すべき兆候ははっきりしたものではありません。骨のトラブルを教えてくれる驚きのサインに気を付けては?

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警戒サイン1:爪がよく欠ける

爪が欠けたらイライラしている場合じゃありません。しょっちゅう起こるなら骨がもろくなっている可能性が。少人数を対象とした研究ではありますが、爪のコラーゲン(強化されたたんぱく質)の量が少ない人は骨の中の量も十分でないとされています。一方、弱い爪や爪の縦方向の隆起は骨を形成するカルシウムの不足が原因といわれています。

対処法:牛乳、ヨーグルト、カッテージチーズ、ケール、ブロッコリー、イワシなどカルシウムの多い食べ物を増やします。カルシウムとその吸収を助けるビタミンDのサプリメントを取るのを医師に相談した方が良いかもしれません。

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警戒サイン2:歯茎が後退している

歯を支えているあごの骨。ほかの骨同様にもろくなりやすいのです。あごの骨が減っていくと、歯茎も後退し、歯との間にすきまができてしまいます。ほかの赤信号は歯を失うことです。「骨が減っている女性は歯もなくなりやすくなります。あるいは入れ歯をしているならフィットしづらく感じるように」とピッツバーグ大学医療センターの骨粗しょう症予防センター医師のスーザン・グリーンスパンさん。事実、骨粗しょう症の女性はそうでない人に比べ3倍も歯を失いやすいという研究もあります。

対処法:家族に骨粗しょう症の人がいる、たばこを吸っている、長期にわたってステロイドを使用している、カルシウムが欠乏しているといった骨粗しょう症の危険因子がある場合、かかりつけの歯科医に相談します。そこではX線の画像から何か分からないか確かめるのです。歯のX線撮影はもろい骨を特定し、骨粗しょう症の判定に役立つことが、米国国立関節炎・筋肉骨格・皮膚疾患研究所の研究から分かっています。

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警戒サイン3:物を握るのが大変

ドアノブを回したり、座った状態から立ち上がったりするのに苦労するようなら骨に原因があるのかも。いくつかの研究によると前腕、脊柱、大腿骨頸部の骨の密度と握力には関連があるそう。骨密度に問題のある女性は「筋力が低く身体のバランスも悪い傾向が」とグリーンスパンさん。

対処法:筋肉を鍛えて身体のバランスを向上させるのに遅すぎるということはありません。重いものを持ち上げるのが大変なら、ケガをしないために最初はパーソナルトレーナーをつけるのが賢明。身体の強さ、柔軟性、身体の可動域と反射を鍛えてバランスを改善するヨガと太極拳がおすすめできます。研究によると、太極拳に取り組む人は転倒のリスクが45%以上減少するそう。

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警戒サイン4:動悸がする

安静時心拍数とは、じっとしている間の1分間の心拍数のこと。多くの人の平均の安静時心拍数は1分間に60から100回ですが、研究によると80回以上の人は大腿骨頸部、骨盤、脊柱の骨折のリスクが増加するそう。心拍数は健康のレベルを反映しているのです。安静時心拍数は座っていることが多い人は高くなりがち。ウオーキングのような体重負荷をかける運動は強い骨格を作るカギになります。

対処法:安静時心拍数を知ることから始めます。朝、まだベッドに寝ているとき手首か首の脈を感じる場所に1本か2本の指を置きます。15秒間の鼓動数を数えて、それに4を掛けたものが安静時心拍数です。

もし安静時心拍数が80かそれ以上なら、もっと運動するとよさそう。運動が一時的に鼓動を速めたとしても、定期的にやっていれば安静時心拍数は徐々に下がっていきます。サイクリングや水泳など心拍数を上げるものが良いでしょう。しかしこれらは骨に負荷をかけず、骨を強くするものではないので、より衝撃性があり、体重負荷のかかるウオーキング、テニス、ダンスや『ズンバ』のようなエアロビクスも取り入れていくのが大事でしょう。

Jeannette Moninger/4 Hidden Signs Your Bones Are In Trouble

訳/STELLA MEDIX Ltd.