機密情報を漏らしたり、悪口がバレたり、NGの写真をアップしたり…。仕事でのSNSの“やらかし”は、会社に損害を与えるばかりか、職を追われる可能性も! ITジャーナリストの高橋暁子さんに、予防策を教えていただきました。

愚痴ったら必ずバレる、匿名ツイッター

「匿名だから大丈夫」と、仕事の愚痴や悪口をツイッターで投稿している人は要注意! 投稿内容やアカウント名から個人が特定される可能性は十分にある。

「SNSはどこで誰が見ているかわからないもの。知っている人が投稿を見ると、出てくるお店や話題などで見当がついてしまうのです。クライアントの悪口などを書いて発覚すると、大問題になることも。SNSにマイナス要素は書き込まない。これが鉄則です」

会社で写真撮るな、写るぞ、機密情報

会社には機密情報があちこちに。社内のデスクで撮ったお弁当の写真をSNSにアップしたら、大事な情報も写り込んで拡散されてしまった、なんて例もあるそう。

「むやみに社内で写真を撮るのはとても危険です。本人に悪気はなくても、機密情報を公にしてしまったりして会社に不利益が生じれば処罰の対象になります。プロモーションなどで業務的に撮影が必要な時も、写り込みには十分気を付けましょう」

会社間の会食や会合即時アップは首絞める

インスタに夢中になるあまり、ビジネスとの線引きが曖昧になる人が増加中。あなたの言動は大丈夫?

「仕事の会食や会合の様子を、顔出しで投稿してトラブルになるケースが増えています。参加していることを知られたくない人もいるし、会合自体が伏せておくべき場合も多いので、勝手にアップするのはNG。また、インスタ用に食事の写真を撮るのもマナー違反です。会食も仕事のうちということを忘れないように」

あなたを守るエゴサーチ

現代のSNS社会では、知らないうちに自分の写真がアップされたり、あらぬ噂が広まっていることも…。自分の名前を検索する「エゴサーチ」でチェックしよう。

「自分の写真や誹謗中傷などを見つけたら、そのアカウントの本人かサイトの管理者などに連絡して消してもらいましょう。今は企業の採用担当も応募者の名前を検索して調べている時代。自分が炎上しないことはもちろん、定期的なエゴサーチで自衛も心がけて」

高橋暁子さん 教員を経てITジャーナリストに。SNS、情報リテラシー教育を専門に、執筆や講演を行う。著書に『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎エデュケーション新書)などがある。

※『anan』2018年4月18日号より。イラスト・サヲリブラウン 文・熊坂麻美

(by anan編集部)