エンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】

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大谷は2試合連続の欠場、MLBファンからは続々と「待ちきれない」声が

 米大リーグのエンゼルス大谷翔平投手は左足首の軽度のねんざで29日(日本時間30日)の本拠地ヤンキース戦も出番はなく、これで2試合連続の欠場となった。5月1日(同2日)のオリオールズ戦で予定されていた先発登板も延期となったが、世界のメジャーファンからは“大谷ロス”の声が続々と上がっている。

 大谷は27日(同28日)のヤンキース戦。2回の第1打席で、開幕投手の右腕セベリーノの難しい内角の97マイル(約156キロ)を弾丸ライナーで右翼席に叩き込む、豪快な4号ソロを放った。しかし続く5回の第2打席で内野ゴロに全力疾走し、ベース上の相手一塁手を避けながら駆け抜けた際に左足首を負傷。結局、注目された田中将大投手との対戦も持ち越しとなった。

 大谷は今季序盤の活躍でメジャーの主役の1人となった。打者としては12試合に出場し、打率.341、4本塁打、12打点。投手としても101マイル(約163キロ)という今季先発投手最速記録を叩き出し、2勝1敗で防御率4.43という成績を残している。

 噂の大谷の勇姿を一目見ようというファンが増加。エンゼルスタジアムは満員御礼続きで、ア・リーグトップの平均入場者数と総入場者数を記録している。

「ホワイトソックスファンの甥がオオタニに夢中に」MLBファンも嘆きのツイート

 30日(日本時間1日)は試合自体がなく、大谷の姿がまだ見られないとあって、ツイッター上には海外のMLBファンからの嘆きの“大谷ロス”ツイートが相次いでいる。

「本当にショウヘイ・オオタニの顔が見たいんだ」

「どうなっているんだ、オレンジカウンティ(エンゼルスの本拠地)?」

「この世界はオオタニに相応しいとは言えない」

「オオタニはプレーしていなくても凄まじいほどワクワクさせてくれるんだ」

「オオタニが先発する試合なら、外出しないのに。我ながら呆れてしまう」

「次の日曜日、マリナーズ対オオタニの試合を初めて見に行く。待ちきれないよ」

「日曜日まで投げさせないことを祈る。そうすれば、彼の登板を見られるんだ」

「なんてことだ! ホワイトソックスファンの甥がオオタニに夢中に」

 一方で、この日のヤンキース戦は米スポーツ専門局「ESPN」による、全米生中継でブラジルでも放送されていたために、ブラジルのファンまでも反応。「ブラジル人もフェノーメノ、オオタニを生で見られるチャンスだったのに。日本人は怪我をしてしまった。控えなんて」と落胆していた。

 フェノーメノは怪物の意味で、元ブラジル代表FWロナウドの異名でもあった。サッカー王国でも不在が嘆かれる「Shohei Ohtani」。世界的なスターダムに上り詰めようとしている。(THE ANSWER編集部)