29日、日本テレビ「明石家さんまの転職DE天職」では、元プロサッカー選手・青山隼氏の現在を放送。元U-20日本代表として香川真司、内田篤人、槙野智章らと共に活躍した青山氏は、現在30歳になり俳優へと転身してした。

青山氏は、18歳の時に名古屋グランパスエイトでプロデビュー。22歳の頃には年収2000万にもなったが、全盛期は長く続かず27歳で現役を引退した。

現在も「香川選手は帰国したら必ずご飯行きます」というほどの仲で槙野とも親交があるという青山氏だが、サッカー選手としては「やりきったという思いが強いので未練はない」とキッパリ。

そんな青山氏が俳優を目指したきっかけは、徳島出身の俳優・大杉漣氏の存在だったという。

2009年、青山氏がJ2・徳島ヴォルティスに移籍をした際、「ユース代表の時から一緒にプレーしていた香川選手、内田選手、槙野選手が今も日本代表になってスター街道歩んでますけど、なんで俺だけJ2なんだろう、みたいな」とモチベーションを下げていたが、そこで知ったのは大杉氏が懸命に徳島ヴォルティスを応援する姿だったという。

その姿に感銘を受けた青山氏は、クラブのために必死になってプレーし、2013年のJ1昇格に貢献。引退後も大杉氏の芝居に魅せられていたことから俳優への転身を決意。「大杉漣さんみたいに主役じゃなくても脇役でも、いい表現ができる役者になりたい」と話し、現在の年収は「サッカーコーチのバイトをしながら月20万円くらいもらっています」と明かした。