今年もネット発のみんなで作る日本最大級の文化祭「ニコニコ超会議2018」がやってきた。4月28日(土)・29日(日)の二日間、幕張メッセにて「キミの日常は、誰かの特別。」をテーマにまさに“カオス”という空間が繰り広げられている。

参加企業や個人にチームに著名人と様々なジャンルの主人公が、様々な趣旨でのイベントを展開するという一言では全てを言い表せない大祭。今年も盛り沢山なラインナップの中に、極めて異質な空間が構築されていたためお伝えしたい。


「ダイアログ・イン・ザ・ダーク×ニコニコ超会議2018~仮面舞踏会~ブース」

この「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」とは ドイツで生まれ、世界 41 カ国以上で開催し 800 万人を超える人が体験している“暗闇 のソーシャルエンタテインメント”。参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、グループを組んで入り、暗闇のエキスパートである視覚障がい者のアテンドにより、中を探検し、様々なシーンに挑む。その過程で視覚以外の様々な感覚が研ぎ澄まされていくことを感じながら、可能性と心地よさに気づき、コミュニケーションの大切さ、そして人のあたたかさなどが改めて感じられるという体験型イベント。

そして今回はニコニコ超会議バージョンへのアレンジもあるということで、早速参加。

まず驚かされるのは自分でも目を開いているのか閉じているのか全くわからないほどの漆黒という世界。ここでは会場内の賑やかな声とも区切られている。この空間で「仮面舞踏会」を行うというのだ。当初は歩くことにすら戸惑うものの、徐々に感覚は研ぎ澄まされ、視覚以外の感覚の大切さや音、そしてコミュニケーションでほとんどのものがカバーできてしまうという驚きの感覚が確固たる体験として伝わるという優れた内容になっている。

そして今回は全員でのダンスやゲームという楽しさも加わり、最後には五感のうちの“味覚”まで楽しめてしまう!?間違いなく新しい感覚に出会えるこの「ダイアログ・イン・ザ・ダーク×ニコニコ超会議2018~仮面舞踏会~ブース」会場へ足を運ぶ際には是非ご自身の五感で体感を。