2番でバーディーパットを沈めた鈴木愛は笑顔を見せる

写真拡大

 「女子ゴルフ・サイバーエージェントレディース・第2日」(28日、グランフィールズCC=パー72)

 38位から出た昨年賞金女王・鈴木愛(23)=セールスフォース=が8バーディー、ボギーなしのコースレコード64をマークし通算7アンダー3位へ急浮上。逆転の今季3勝目を射程に捉えた。新垣比菜は7バーディー、1ボギーの66で回り、通算11アンダーで単独首位を死守。初優勝へ王手をかけた。永井花奈は3打差2位からの逆転Vを目指す。

 女王の底力を存分に見せつけた。鈴木は2度の3連続を含む8バーディーを量産。自己ベストタイの64をマークし、全美貞が保持していた従来のコースレコード66を更新。首位の新垣に4打差まで詰め寄った。

 初日は得意のパットがさえず1オーバー73。ホールアウト後の練習で原因を探ると、テークバック時にヘッドを目で追ってしまうクセが出ていたことに気がついた。「今日は頑張ってボールを見続けるよう気をつけたら入りました」と笑顔で振り返った。

 コースマネジメントも秀逸だった。大会名物の高速グリーンに昨年ほどの速さが出ていないことから、下りより上りを打ち切る方が難しいと判断。あえてピンハイにつけ、下りのバーディーパットを沈めた。

 今季の目標は年間3勝。最終日逆転Vなら4月中に達成してしまうが、新垣は初優勝の重圧とも戦わなくてならず、可能性は十分。「このコースでは(相手の)3パット、4パットも普通にある。まだチャンスはある」と闘志をかき立てた。