太田雄貴氏の持論…「日本人の親は『子供を医者に』と期待が高すぎる」 / 東京レインボープライド
日本最大級のLGBT関連イベント「東京レインボープライド 2018」が28日、東京・渋谷をメイン会場に開幕。その開幕を告げるレセプションには、日本フェンシング協会の太田雄貴会長と、元なでしこジャパンでタレントの丸山桂里奈がゲスト参加した。
二人は「LGBTと東京五輪2020」という題目についてトーク。2年後に迫った東京2020大会では、「Unity in Diversity(みんなの輝き、つなげていこう)」という広報メッセージがあることから「多様性を大事にしよう」と考えを述べ合った。
太田氏は、自身のことを客観的に見て「そもそも(島国の)日本で生まれて、日本でしか育っていなかったら、超マイノリティだった」と話し始めた。
「僕の場合、そこから世界に出て、どれだけ世界の基準を見るか…価値観が変わってくると思っています」
「この会場に到着するまで、イギリス人の友だちと話していて『日本人の親は、子供に期待し過ぎるのでは?』と議論してきた」
「例えば(将来就く仕事として)子供に医者になってほしいとか…。子供も期待に応えたいと思いがあって…ズレてしまっても何も言えなくなってしまう場合もあるかもしれない」
「そう、期待値が高いと裏切れない。結局、自分は自分なんだ。自分らしく生きていける、許容される社会。この両方が育ってくること…Diversity(多様性)って大事だと思う」
「世界はメジャーとマイナーとか関係ない。その人がどういう生き方をしてきたかが重要だと思う」と来場者に訴えていた。
これらの話に聞き入っていた丸山は「同じアスリートなのに、頭がいいんだなぁー」とポツリ。二人のやり取りに、大きな笑いが起こっていた。
同イベントの開催期間は、5月6日(日)まで。関係者は盛り上がりを感じ、全体での来場者が「13万人から15万人ぐらいを見込んでいる」と予測。「今年は80本のイベントを準備しています」とアピールしていた。
■関連リンク
・東京レインボープライド - 公式ホームページ
二人は「LGBTと東京五輪2020」という題目についてトーク。2年後に迫った東京2020大会では、「Unity in Diversity(みんなの輝き、つなげていこう)」という広報メッセージがあることから「多様性を大事にしよう」と考えを述べ合った。
太田氏は、自身のことを客観的に見て「そもそも(島国の)日本で生まれて、日本でしか育っていなかったら、超マイノリティだった」と話し始めた。
「僕の場合、そこから世界に出て、どれだけ世界の基準を見るか…価値観が変わってくると思っています」
「この会場に到着するまで、イギリス人の友だちと話していて『日本人の親は、子供に期待し過ぎるのでは?』と議論してきた」
「例えば(将来就く仕事として)子供に医者になってほしいとか…。子供も期待に応えたいと思いがあって…ズレてしまっても何も言えなくなってしまう場合もあるかもしれない」
「そう、期待値が高いと裏切れない。結局、自分は自分なんだ。自分らしく生きていける、許容される社会。この両方が育ってくること…Diversity(多様性)って大事だと思う」
「世界はメジャーとマイナーとか関係ない。その人がどういう生き方をしてきたかが重要だと思う」と来場者に訴えていた。
これらの話に聞き入っていた丸山は「同じアスリートなのに、頭がいいんだなぁー」とポツリ。二人のやり取りに、大きな笑いが起こっていた。
同イベントの開催期間は、5月6日(日)まで。関係者は盛り上がりを感じ、全体での来場者が「13万人から15万人ぐらいを見込んでいる」と予測。「今年は80本のイベントを準備しています」とアピールしていた。
▼ 「同じアスリートなのに、頭がいいんだなぁー」と丸山がポツリ
「東京レインボープライド 2018」オープニングレセプションより
「東京レインボープライド 2018」オープニングレセプションより
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