本田圭佑、パチューカ退団も示唆【写真:Getty Images】

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本田の新天地候補として「スペインとアメリカ」と米メディア報道

 パチューカの日本代表FW本田圭佑は、残り50日あまりとなった6月のロシア・ワールドカップ(W杯)のメンバー23人に入るか否かと同時に、その後の去就についても大きな注目が集まっている。

 米スポーツ専門テレビ局「ESPN」スペイン語版が報じた去就報道について、本田は自身のツイッターでスペイン語により思いを綴っている。

 本田は昨夏のパチューカ加入直後こそふくらはぎの肉離れで出遅れたものの、1月からの後期リーグではレギュラーとして定着。後期リーグ戦第16節終了時点で7ゴール7アシストの活躍を披露している。

 そんななかで同局は本田がパチューカ内で最高の年俸を受け取っていることを記すとともに、「ホンダにはスペインとアメリカからオファーが届いている」と報道。W杯後に契約延長交渉がなされる予定である一方で、パチューカ退団の可能性があることも示唆している。これに対して本田は自身のツイッターでこう記した。

「親愛なるメキシコの人々へ。僕は自分自身で考えていることの一部分を共有したいと思う。パチューカを去る可能性もあるけど、それは金銭的理由ではない。現時点で僕はクラブと交渉していない。僕は1年前にクラブと契約した時も、この決定のもとで行なっていたのだから」

 現時点では何も決まっていないという。また金銭面について自ら触れた通り、年俸アップが去就の最優先事項ではないことを強調してもいる。

 ACミラン時代から一転、メキシコの地で復調をアピールしている本田。果たしてヨーロッパ再挑戦を決断するのか。ビジネス意欲が強いこともありMLS(メジャーリーグサッカー)などアメリカ挑戦を選ぶのか。メキシコでも大きな興味を持たれている。


(Football ZONE web編集部)