大人っぽさは活かしながら、ナチュラル感を作り込む

【美容ライター直伝モテ美容&メイク】vol. 29

若い子には若い子の良さがありますが、大人の女性には大人の魅力があります。その魅力を活かさないのはもったいない! 今の年齢だからこそある大人っぽさは変に隠さないほうが良いでしょう。

また、生まれつき美人に見せるには、ナチュラルメイクが向いています。ただし、文字通りナチュラルな、ほとんどすっぴんのようなメイクではありません。メイク感はあるのだけれど、「あっ、この人は素も美人なんだろうな」と思わせるようなメイクが。

そういった印象にするには、ナチュラル感をしっかりと作り込むのが大切なのです。色を重ねるメイクよりも、ナチュラルメイクのほうが難しいこともあります。ぜひ練習して、テクニックを自分のものにしましょう。

「メイクしてないのにキレイ」と思わせるアイブロウ

眉メイクは意外と大事で、描きました感があると一気にメイク感が強くなってしまいます。ここは、自然な仕上がりになりやすいアイブロウパウダーでメイクしましょう。

ポイントは、眉頭を濃くしすぎない点。眉頭にはふんわりと薄茶を乗せ、眉の中央や眉尻部分は地眉と同じカラーで描きましょう。眉が足らない部分に描いていくイメージです。また、仕上げにスクリューブラシを使って眉頭の毛を立てるとナチュラルっぽさを作れますよ。

アイメイクは無理に目力を出そうとしないこと

目力命という方も少なくないかもしれませんが、濃いアイシャドウを重ねるとナチュラル感が弱まります。無理なく目力アップを目指しましょう。

アイメイクは、下手に目力を出そうとしないこと。グレー系のアイシャドウで陰影をつけると、老けて見えにくく、大人の色気が出ます。アイホールにハイライト、二重幅にミディアムカラー、目の際にダークカラーといった具合に、もともとの目の幅を無理に変えずに目力を出すようにしましょう。ベージュ系のアイシャドウを涙袋に入れると、やり過ぎ感なく目の縦幅を強調できます。

アイラインはオーバーラインさせず、目のフレームをくっきりさせるイメージで。また、まつ毛の上げ過ぎにも注意です。ビューラーで軽く上げた後、ロングタイプのマスカラを塗りましょう。

骨格を意識すると美人感が強まる! 自分の良さを活かして

チークやハイライト、シェーディングを入れるときは、骨格を意識しましょう。不自然な位置にチークが入っていると、生まれつき美人から遠ざかってしまいます。頬骨に沿ってサッとチークを入れると良いでしょう。ハイライトはチークを入れた上の部分、Tゾーン、顎先に。シェーディングは塗りすぎないようにしましょう。

また、ルージュはツヤ感のあるものをブラシ塗りして。口角が上がって見えるように輪郭をとると、好印象になります。

チークやリップでは、色選びも重要です。派手な色みは避け、顔色が明るく見えるカラーにしましょう。コーラル系のカラーが肌なじみみも良いのでオススメです。

自分を活かすメイクが生まれつき美人につながる もっと自分を魅せてみて

コンプレックスがあると、どうしてもカバーする方向で試行錯誤しがち。しかし、誰しもに魅力があるので、その魅力を活かすようなメイクをしてみましょう。それが「生まれつき美人感」に見えるコツなのです。

眉も、アイメイクも、チークも、リップも、無理しすぎない。そして、若々しく見せすぎない。自分の良さをもっと活かして、作り込むことが、魅せるメイクなのです。自分の長所を知っている女性は輝いて見えます。「生まれつき美人感」メイクで、男性陣を虜にしましょう

©alexkotlov/Gettyimages©Erstudiostok/Gettyimages©Veles-Studio/Gettyimages©gradyreese/Gettyimages©gpointstudio/Gettyimages 男性ウケが断然良い印象といえば、「生まれつき美人感」。メイクを塗りたくって素顔が隠れているような仕上がりは、あまり好まれません。とはいえ、生まれつきの顔は決まっています。コンプレックスを持っているという方も多くいらっしゃるのではないかと思います。だからこそオススメしたいのが、「生まれつき美人感」を醸し出せるメイク。上手にメイクを味方につけちゃいましょう!