新しい発見をしたり、リフレッシュしたい人におすすめのスポット

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多くの美術館や劇場があり、大人の感性を刺激してくれる街・日比谷。書家・詩人の相田みつをの作品が体感できる美術館は、新しい発見をしたり、リフレッシュしたい人におすすめのスポットだ。

薄暗く、落ち着いて作品と対峙できる空間。5つの展示室があり、映像が流れるビデオコーナーや記念撮影できるコーナーも

詩集『にんげんだもの』で知られる書家・詩人の相田みつをの作品を間近で体感できる「相田みつを美術館」。東京国際フォーラムの地下にある館内は、相田氏が毎日散策していたという足利市の八幡山古墳群をイメージして作られており、東京のど真ん中にあるとは思えない静謐な空間。“人生の二時間を過ごす場所”というコンセプトのもと、ゆったりと作品を鑑賞し、余韻に浸ることができる。

季節ごとに年4回行われる企画展では約70を越える作品が並び、現在は『言葉と筆をつなぐもの』と題した展示を6月3日まで開催。膨大な時間をかけて自分の思いを言葉に凝縮し、納得がいくまで筆を取って独自の創作スタイルを探求し続けた相田みつをの心に触れられる企画展となっている。

見る人の心境によっても捉え方が変化する言葉に励まれ、時には自分を見つめ直すきっかけになることも。見終わった時には心が満たされ、リフレッシュしていることに気づくはずだ。【東京ウォーカー】(東京ウォーカー・東京ウォーカー編集部)