バイエルン、マドリー戦で負傷した3選手の診断結果を発表! ボアテングは最大6週間の離脱か

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▽バイエルンは26日、前日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグ、レアル・マドリー戦で負傷した3選手の診断結果を発表した。

▽昨季の準々決勝で敗れたマドリーを相手にリベンジを期して臨んだバイエルンは、28分にMFヨシア・キミッヒのゴール先制に成功した。しかし、前半終了間際の44分にDFマルセロのゴールで同点に追いつかれると、後半序盤の57分にはFWマルコ・アセンシオに逆転ゴールを許した。その後、決死の猛攻を見せたホームチームだったが、ホームで厳しい1-2の逆転負けとなった。

▽さらに、同試合では立ち上がりの8分にFWアリエン・ロッベンが左太もも、34分にはDFジェローム・ボアテングが左そ径部、75分にはMFハビ・マルティネスが脳震盪の疑いで負傷。3枚の交代カードを全て負傷者のために使う不運に見舞われていた。

▽そして、バイエルンは試合翌日にチームドクターであるハンス=ヴィルヘルム・ミュラー=ヴォールファルト氏による診断結果を発表した。

▽ロッベンは左大腿部の筋肉による痛み、ボアテングは左大腿部内転筋の筋繊維の損傷、マルティネスは頭部への打撲という診断結果となった。この中で最も軽傷なマルティネスに関してはチームトレーニングを2日間休み、その後の経過次第で早期復帰が可能な模様だ。また、ロッベンに関しても早期復帰の可能性は十分にあるようだ。

▽その一方で、最も重傷を負ったボアテングに関して、ドイツ『シュポルト・ビルト』は離脱期間が4〜6週間となる見込みであると報じており、5月1日に控えるマドリーとの2ndレグはおろか、ドイツ代表として臨むロシア・ワールドカップの出場も危ぶまれる状況だと伝えている。

▽度重なる負傷者に悩まされているバイエルンだが、同日にはMFダビド・アラバの全体練習復帰という、朗報も届いている。