探偵歴10年以上、浮気調査に定評がある、リッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントについても語ります。

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今回の依頼者は20歳年下の女性と結婚して1年になるという、小暮雄太さん(仮名・48歳)です。奥様は結婚してから、一度専業主婦になりましたが、半年前に派遣社員として勤務し始めたところ、生活が激変。おとなしく従順で家にいるようなタイプだったのに、夜間の外出が増え、土日はほぼいないそう。

「ここ3か月くらいは、特に家にいないことが増えました。私が眠っている夜中に帰ってきて、リビングのソファの上で眠っています。夫婦の会話もほとんどありません」

雄太さんは、ジム通いをしており体も引き締まっていて、毛髪も豊かでカッコいい。カウンセリングに見えたときは、シアサッカー素材のネイビーのジャケットに、高価そうなデニムを合わせ、イタリアブランドのロゴが入ったTシャツを着ていました。バッグはヨットがモノグラム状にプリントされたもの。ファッションから、デザイナーさんやライターさんなど、クリエイティブな職業だと察しました。

「私は空間デザインの会社を経営しており、結婚してからオリンピック景気が盛り上がり、かなり忙しくなりました。それでも、土日は妻と一緒に台湾旅行に行ったり、温泉リゾートまでドライブしたりと、気をつけてあげていたのですが……」

奥様のパーソナリティーがつかめなかったので、結婚のきっかけについて伺いました。

「妻とは経営者の男性同士と若い女のコで盛り上がる、定例会的な合コンで知り合ったのです。女性の多くは20代の会社員やモデル、インスタグラマーなどが多い会で、全体的にレベルが高い。そこでも妻はひときわ美人で、おとなしいタイプでした。当時は、ある上場企業の秘書課に勤務していて“仕事疲れた、もうやめたい。家庭に入りたい”と言うからプロポーズしたのです」

奥様の実家は、大企業の創業者一族の末席にいるとか……。

「東海地方にある大きな企業の創業者の兄弟が、彼女の曾祖父だそうです。だから短大卒程度の学歴でも、大企業に採用されたんでしょうね。イヤだイヤだと言いながらも、結婚するまで会社員を続けていたのは、コネ採用だから辞められなかったからなんでしょうね。結婚前、ご両親にあいさつしに都内にある妻の実家に行ったんですけれど、庭に鯉が泳いでいましたもん(笑)。会社を経営しているお義父さんが“いろいろ問題がある娘だけれど、どうぞよろしくお願いします”って言ったんですよ。妻は付き合っていた時は本当におとなしい女性だったので、“変だな”と思いました。それに、20歳も年上の私が結婚相手になるということで、殴られる覚悟で行ったのですが、逆に頭を下げられて驚きました」

結婚を急いだのは奥様側だった、といいます。

「お義父さんも妻も積極的で、トントン拍子。お義母さんはお義父さんよりも15歳年下なので、歳の差カップルに肯定的なんだとも思いました。あと、このお義父さんがめちゃくちゃ亭主関白。ハワイで結婚式をしたのですが、お義母さんはほとんどしゃべりませんでしたから。買い物も食事も黙ってお義父さんについて行っている。そういう貞淑な大和撫子に対する憧れがすごくあったので、結婚したのです」

結婚を決めたのは気が強いキャリア女性と長年恋愛をしていた反動

雄太さんは「俺の言うことを聞く大和撫子だから結婚した」と何度もおっしゃるので、今までどんな女性と付き合ってきたのかを伺いました。

「結婚するまで15年以上、同じ年の女性一級建築士と同棲していたんです。こいつがホントに俺のやることなすことダメ出しする。気が強い女で、ケンカは負けないし、お互いに叩き合うような状況になったこともありました。同棲末期はお互い疲れていたと思います。結婚だって“子供ができたら入籍する”と言っていたのに、できない。それでも入籍を急かすし、節約ばっかりしているしロクな女じゃなかった。別れ際にさんざんモメて“内縁の妻だった”と言われ、慰謝料を請求されました。こっちも若い女と結婚したかったから、300万円払いましたよ。でも味噌汁とハンバーグが旨かったな……今の妻は全然、料理しませんから」

さらに、今の奥様の仕事について伺いました。

「派遣っていっても、妻ができる仕事なんてたかが知れています。恵比寿のIT関連会社に週3日くらい行って、雑用する程度だというから許可しました。それと同時に、ウチの貯金がみるみる減っていることに気が付いたんです。原因は、妻が服を買いまくることでした。今、品川の4LDKのマンションに住んでいるのですが、新婚で借りたときは1部屋が衣裳部屋だったのに、今は2部屋が完全に妻のクローゼットになっています。自分の1か月分の給料に等しい額のワンピースやスカートをバンバン買うから、俺が貯めた金がどんどん減っていく。家には帰って来ない、服は買いまくるで、男がいるんだと思います。突き止めてください」

奥様はお嬢様風ファッションが似合う、清楚なタイプ。そこに惚れ込んで結婚したそうです。

※本連載はプライバシーに配慮し、体験内容を変えない程度に一部書き換えています。

奥様は“パパ活”をしていたのか……8万円のワンピースを購入し、マスク装備をして密会する男の正体は……〜その2〜に続きます。