【警告】磐田=小川大(62分)、ギレルメ(71分) 長崎=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ファンマ(長崎)

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 [J1リーグ10節]磐田1-2長崎/4月25日/ヤマハ
 
【チーム採点・寸評】
磐田 5.5
守備のバランスを崩さず試合を進め、背後を突いて徐々に押し込み、後半は攻勢に出た。しかし、長崎の粘り強い守備を破り切れず。終盤、相手の交代選手にペースを乱され、集中を欠き連続失点。PKで一矢報いたが遅かった。
 
【磐田|採点・寸評】
GK
21 カミンスキー 6
1失点目はCKが味方に当たり、相手へのラストパスになる不運。2失点目にも責はない。
 
DF
3 大井健太郎 6
タックルでピンチを救い、惜しいシュートやラストパスも。最後は前線に残りパワープレー。虚をつかれた2失点目が悔やまれる。
 
4 新里 亮 5.5
ギレルメの裏をケアし堅実なプレーを続けたが、終盤はカバーが後手に。そこを使われチャンスを作られ失点した。
 
6 ギレルメ 5.5
破壊力十分の突破でサイドを制圧。クロス、カットインでチャンスを作ったが、雑なプレーも散見。自分の裏を狙う澤田を追わずやすやすと2点目をアシストさせたプレーはいただけない。
 
24 小川大貴 5.5(83分OUT)
対峙した翁長に持ち前の攻撃力を削がれた印象。敵陣深く進入する場面もクロスも少なかった。
 
41 高橋祥平 6
前半から積極的に攻め上がり、前への推進力をもたらす。高い位置でのボール奪取や素早い帰陣も光った。
 
MF
7 田口泰士 6
優れた展開力で攻撃を組み立て、時に裏にピンポイントパスを送り、相手守備を揺さぶったが崩すには至らず。惜しいFKも。
 
30 上原力也 5.5
アディショナルタイムに相手ペナルティエリアで仕掛けてPKを獲得。それまでは攻撃面でいつもの存在感は発揮できず。
 
11 松浦拓弥 6 (76分OUT)
アジリティを発揮し、敵陣のギャップによく顔を出したが、シュートは0本。3戦連続ゴールはならず。
 
FW
18 小川航基 5.5 (68分OUT)
シュートチャンスを得る嗅覚は健在だが、思い切りに欠けた。パスを受けコントロールする間に詰められた。2トップの連係も課題。

20 川又堅碁 5.5
裏を突く動きでペースを引き寄せた。ロングパスやクロスを引き出したがそこからは相手マークに苦しむ。PKは冷静に決めた。
 
交代出場
MF
27 荒木大吾 5 (68分 IN)
シャドーに入ったが攻撃に絡めず。相手に移りつつあるペースを奪回することもできなかった。
 
19 山田大記 ― (76分 IN)
松浦に替わりシャドーに。1点を追ったが怖さを発揮できず、見せ場もなかった。
 
16 中野誠也 ― (83分IN)
2点ビハインドの状況で入り10分以上プレー。アディショナルタイムのシュートはGK正面。
 
監督
名波 浩 6
川又と小川航に2トップを組ませ3-5-2を敷いた。守備バランスを崩すことなく攻勢に出たが、相手を崩す工夫や手立てを見出せなかった。選手交代も奏功せず。2トップの連係も課題として残った。しかし内容は決して悪くない。それだけに痛い敗戦。
 
【チーム採点・寸評】
長崎 6.5
守備を土台に中2日のアウェー戦で値千金の勝利を飾った。後半は守勢が続いたが、左右に振る攻撃にもしっかりスライド。球際、ゴール前で粘り強く戦い0-0をキープ。終盤はファンマの投入でペースを奪回し2得点。完封はならなかったが、高田社長も見るなかで4連勝。
 
【長崎|採点・寸評】
GK
30 徳重健太 6
立ち上がりの大井のシュートを左手1本で跳ね返した場面を皮切りに、3回の好セーブで勝利に貢献した。
 
4 郄杉亮太 6
相手FWだけではなく、攻め上がるボランチもケア。終始落ち着いていた。終盤にPKを与えたが、貢献度のほうが大きい。