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現行GLS、ベンテイガより大型

メルセデス-マイバッハ・ビジョン・アルティメット・ラグジュアリーが、公開された。

メルセデスのデザインチーフであるゴードン・ワグナーは、車高の高いSUVに伝統的なサルーンのシルエットを与えたという。「究極のラグジュアリーブランド」にふさわしい雰囲気と4名のための豪華なシートを、西洋と東洋の装飾で包んだと話している。

素晴らしい見た目のビジョン・アルティメット・ラグジュアリーであるが、3ボックスのパッケージに左右分割タイプのリアウインドウという出で立ちで生産化されることはなさそうだ。しかし、クロームのグリルなどいくつかのデザイン要素は3代目GLSをベースにしたマイバッハとして市販仕様にも適用されるだろう。


全長:5260mm(2代目GLS比プラス130mm)
全幅:2110mm(同プラス180mm)
全高:1764mm(同マイナス86mm)

現行型の2代目メルセデス・ベンツGLSと比較して全長が130mm長く、全幅も180mm広がっている。このサイズは、2019年に発表見込みの市販仕様にも反映されると言われている。

ベントレー・ベンテイガと比較して、全長が120mm長く、全幅が110mmワイドで、全高が24mm低いことになる。
 

最高出力758psのEVサルーン

車内は、ファインレザーとウッドをローズゴールドの配色で仕立てた空間だ。

パワーユニットは、エレクトリック・パワートレインを採用。各輪に1基のモーターを備え、完全可変式のAWDシステムを搭載する。

システム最高出力:758ps
最高速度:250km/h
航続可能距離:500km


フラットなフロアの下にはバッテリーが搭載され、足もとは24インチ・ホイールで引き締めた。メルセデスによれば、100kmを走るために必要な充電時間は5分であるという。

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