幡野夏生、ホールインワン賞800万円ゲットでニッコリ(撮影:佐々木啓)

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国内女子ツアー第8戦「フジサンケイレディス」は、永峰咲希が菊地絵理香とのプレーオフを制して、ツアー初優勝。近年は、初優勝者が多く誕生する大会としてゴルフファンには認知されているが、永峰は8人目の初優勝者となった。
【写真】使用クラブとボールを手に万歳をする幡野夏生
サンデーバックナインは、優勝した永峰のほか、上田桃子、菊地絵理香、成田美寿々、勝みなみら実力者がひしめき合う大混戦となり、大いに盛り上がったが、優勝争いとともに大会を沸かせたのは、20歳の幡野夏生だ。大会初日、ホールインワン賞800万円が懸けられている同大会の名物ホール17番パー3で、ティショットを直接カップイン。2日目以降も達成者がでなかったため、見事ビッグマネーを獲得した。
ホールインワン直後の幡野は、ティグラウンドで全身を躍動させて絶叫。その様子があまりにインパクトがあり、大会最終日のテレビ放送では、ダイジェストとして紹介されたため、映像を見た方も多いだろう。
同ホールの賞金は、1985年以来、達成者がいなかった場合、賞金は次の年に繰り越されることとなった。90年にはコウ・ゲッキン(台湾)が600万円を獲得。その後はなかなか達成者は現れなかったが、2013年に下川めぐみが800万円をゲット。そして5年後の今大会でも達成者が出た。前回の間隔は23年あったが、今回は5年。5年間で1600万円と聞くと、提供元の旭化成としては金額が大きすぎるのではないか。表彰式で幡野とともに目録ボードを持った同社取締役兼常務執行役員の柿澤信行氏に話を伺った。
「プロの方とはいえ、ホールインワンはめったに出るものではありません。ましてや、川奈の17番(※2017年は18ホール中・難易度NO.1)ですから。本当に価値がある賞だと思っています。まだ(幡野さんも)20歳でお若い方なので、ぜひご活躍いただきたい。スポーツや芸術を振興したいという思いを会社として持っており、特に次世代の方々を応援したいという方針が以前からあります。若い方に、より輝いていただきたいので、会社として続けていきたいと思っております」
と、今後も名物ホールの継続を明言した。
獲得できる金額の大きさはもちろんだが、達成翌日の土曜日にはスポーツ紙各社が写真入りトピックスとして紹介し、WEBメディアでも多く報道。幡野はプロとしてレギュラーツアー初出場となった今大会で、一躍名前を広めた。13年の下川めぐみのケースでも、ゴルフ雑誌などに掲載され、シード権獲得前だったものの、“あの800万のホールインワンの子ね”と女子ツアーファンには知られた存在となった(LPGA会員番号「777(スリーセブン)」であることも相まって“ラッキーガール”と呼ばれた)。
大会最終日、17番で“もしかしたら”同大会2人目の達成者がでるのではないかと思い、優勝争いを展開する最終組付近から離れ、17番グリーン左サイドに設置されたギャラリースタンドにたたずみ、しばらく観戦してみた。
最終日のピンポジションはグリーン右サイドのエッジから約2メートルしかなく、エッジ手前に落とせば、身長の2倍以上の打ち上げのアプローチを強いられる可能性も。厳しいピンポジのなか、ピンとエッジの間に落としてくるプロがいると、「次はあるかも…」となかなか席を離れられなくなった。同週開催の国内男子ツアー「パナソニックオープン」では、17番パー3が週末限定「ザ・ギャラリーホール」となり、盛り上がりをみせたが、川奈の名物ホールも見応えがあった。(文・標英俊)

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