永峰咲希は優勝の喜びを同組で回った葭葉ルミ、幡野夏生と分かち合った(撮影:上山敬太)

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<フジサンケイレディスクラシック 最終日◇22日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース(6,376ヤード・パー71)>
国内女子ツアー第8戦「フジサンケイレディスクラシック」最終日は、正規の54ホールを終えて、トータル10アンダーで並んだ永峰咲希、菊地絵理香のプレーオフに突入したが、2ホール目に永峰が競り勝ち、待望のツアー初勝利を挙げた。
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トータル11アンダーで迎えた最終18番パー4。菊地がすでにトータル10アンダーでホールアウトしており、後続の最終組も伸ばしあぐねる展開。パーで終えれば優勝をほぼ確定させる状況のなか、パーオンするも2メートルのパーパットを外して、プレーオフに。心理的には難しい場面だったが、2ホールをパーでしのぎ、菊地がパーパットを外したのを見届け、初優勝を手にした。
「一瞬何が起こったのか…勝ったの?って」と決まった直後は呆然としたというが、表彰式では普段どおりのハキハキとした言葉で喜びを語った永峰。表彰式後には「自分が想像したよりも何倍も嬉しかった。次の目標ですか?もちろん2勝目です!」と笑顔を見せた。
2014年にプロテストに一発合格し、ルーキーイヤーの15年から現在まで連続シード獲得と順風満帆なキャリアを積んできたが、17年は苦しんだ上での賞金ランク47位。「去年はスイングが自分のイメージには程遠くバラバラだった。そのなかでもシードを取れたことが今季につながっています」。
苦心のシーズンを経て、今季はオフの取り組みを変えた。昨年12月に古閑美保がホステスを務める番組に出演した際、「芝から打つのもいいけど、マットのほうが球数が打てるよ、とアドバイスをいただいた」ことで、ラウンド中心の海外合宿から、今オフは1日600〜700球を打ってショット力を固めるスタンスに。前年からの1日あたりの球数は2倍に増えたが、充実のオフをすごせたという。
今大会は初日「65」をたたき出すも、2日目は「72」とオーバーパープレーで順位を落とした。しかし「2日目に一緒にラウンドした(成田)美寿々さんが、体幹を意識してスイングしているのが見てとれた。私もやらないといけないことなのに忘れていて、試合後の練習、最終日の朝に体の軸をブレないよう、おへその下に力を込めて、体の正面でインパクトすることを意識しました」と、翌日にすぐさま修正して最終日は6バーディ・1ボギーの「66」。話だけきくと簡単に思えるかもしれないが、オフの打ち込みがあったからこその対応力だったに違いない。(文・標英俊)

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