香川不在のドルト、4発でレヴァークーゼンを撃破! 3位と4位の直接対決制す

写真拡大

 ブンデスリーガ第31節が22日に行われ、ドルトムントとレヴァークーゼンが対戦した。

 ドルトムントはブンデスリーガ4位であり、3位のレヴァークーゼンをホームで迎えた。来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権のかかっている、両者ともに負けられない試合である。香川真司はメンバー外となった。

 最初に試合を動かしたのはドルトムントである。13分、クリスティアン・プリシッチのスルーパスを足元でコントロールしたジェイドン・サンチョはファーネットへとボールを流し込んだ。ドルトムントは先制に成功。同選手にとってリーグ戦初ゴールとなった。

 34分、またも試合が動いたかのように見えたが、VARによりマルコ・ロイスのハーフボレーシュートは残念なことにノーゴールの判定が出てしまった。最終ラインから蹴ったロングボールをマキシミリアン・フィリップがロイスに頭で落としたものの、オフサイドの判定が出てしまった。

 そして37分、今度はプリシッチが相手のペナルティエリア内で倒されPKを獲得。ロイスが左側に蹴り込むがレヴァークーゼンGKラマザン・エズカンに読まれ、失敗に終わった。

 1−0で前半を終えて、迎えた後半55分、試合をコントロールしていたドルトムントは追加点を求めて攻撃に出る。マリオ・ゲッツェのパスを受けたロイスがキーパーを抜いて左足でゴールへと流し込んだ。

 63分、またもドルトムントが攻める。ロングボールに反応したサンチョは華麗なファーストタッチでボールを収める。左サイドからのクロスに合わせたフィリップが3点目を右足で決めきった。

 試合が終了に近づくがドルトムントは尚攻め続ける。79分、左サイドからのサンチョのクロスに、エリア内でフリーだったロイスが合わせてヘディングゴール。そのまま試合は終了のホイッスルを迎えて3位と4位の直接対決はドルトムントが4−0の快勝に終わった。

 これによりドルトムントはブンデスリーガ順位を勝ち点54で3位に上昇。一方、レヴァークーゼンは勝ち点51で4位に落ちてしまい、ドルトムントに追い抜かれてしまった。

 ドルトムントは30日にアウェイでブレーメンと対戦する。一方、レヴァークーゼンは29日にホームで、浅野拓磨のシュトゥットガルトと対戦する。

【スコア】
ドルトムント 4−0 レヴァークーゼン

【得点者】
1−0 13分 ジェイドン・サンチョ(ドルトムント)
2−0 55分 マルコ・ロイス(ドルトムント)
3−0 63分 マキシミリアン・フィリップ(ドルトムント)
4−0 79分 マルコ・ロイス(ドルトムント)