DF酒井宏樹は前半途中で負傷交代となった

写真拡大

[4.21 リーグ1第34節 マルセイユ5-1リール]

 リーグ1は21日に第34節を行い、日本代表DF酒井宏樹所属のマルセイユはホームでリールと対戦し、5-1で勝利した。酒井は左サイドバックで先発出場。しかし前半23分に負傷交代となった。

 公式戦2連勝で調子を上げるマルセイユは、GKスティーブ・マンダンダ以外は主力が出揃った。酒井の主戦場である右サイドバックにはDFブナ・サールが起用され、酒井は左サイドバックとして先発した。

 マルセイユは前半12分に先制。右サイドでボールを拾ったサールがそのままクロスを上げ、ニアサイドのMFフロリアン・トバンが頭で流し込んだ。20分には酒井がスライディングした際に左足を芝に取られ、負傷してしまうアクシデント。治療に当たったが、23分にはDFジョルダン・アマビィと交代した。

 前半29分からマルセイユのゴールラッシュが始まる。PA右でFWディミトリ・パイェがPKを獲得。キッカーにはトバンが任されると、冷静にゴール左に決めて、今季19ゴール目とした。35分には左サイドのアマビィのクロスをFWコスタス・ミトログルが2試合連続ゴールで3-0とリードを広げる。38分にはMFルーカス・オカンポスの折り返しを再びミトログルが決め、マルセイユは前半を4-0で終えた。

 マルセイユは後半9分にリールに得点を許すが、後半23分にオカンポスがPA左から左足シュートを決めてダメ押しの5点目。試合はそのまま5-1で終了し、マルセイユが勝ち点3を積み上げた。

 3位に位置しているリヨン(勝ち点69)も勝利を収めたため、同勝ち点69のマルセイユは得失点差で4位のまま。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を巡る争いは続きつつ、欧州CL出場の別ルートであるヨーロッパリーグ優勝も目指し、26日にはザルツブルクとの準決勝第1戦を迎える。


●海外組ガイド